久保建英選手に見る 自分の意見の伝え方 あなたも私も正しい
こんにちは、虹多真希(にじたま)です。
暑い日が続いています。
エアコンがなかったら
死にそうな暑さですね。
エアコンのリモコンを見ると
思い出すことがあります……
以前、夫と一緒に住んでいた頃
19℃の最強で
エアコンをかける夫に
私「寒いから、もう少し温度を上げたい」
と25℃くらいに、
設定温度を上げた時のことです。
夫「寒いなら上着を着ればいいだろ。
こっちは暑いんだから」
と、即座に19℃の最強に戻されました。
夫が席を外した隙に
私がササッと25℃に上げると
夫も、私の目を盗んで19℃に下げていました。
しばらく、
無言リモコン戦争を
繰り返して。
結局、私が根負けして
厚手の靴下をはいて
上着を着て過ごしていました。
あの頃、
めちゃめちゃストレスだったなぁ。笑
今は、
長女とリモコン戦争など全くなく
平和を感じています。
相手を不快にさせないで
言いたいことをはっきり言える人に
ずっと憧れていた。
そんな中、
先日の
五輪サッカー日本代表の
予選リーグで
南アフリカ戦(1−0で日本が勝利)の後の
MF久保建英(20=レアル・マドリード)
のインタビューを見て
感じたことがあった。
南アフリカの選手と
スタッフにコロナの陽性者が数人出たため
試合開始数時間前まで
試合自体が行われるかどうかが
はっきりしない状況だった。
そんな中
南アフリカに関する
ネガティブな情報が
いろいろと出ていた。
この試合後の
久保選手のインタビューが印象的だった。
他の選手たちや監督は
試合の感想だけで
試合前の南アフリカに対する
報道について
触れる人はいなかった。
久保は
ひとしきり
自分のゴールで勝利できた喜びを
わかりやすくて丁寧に
感情がノった言葉で話した後
インタビュアーから
「その難しさと言うのは
オリンピックの初戦ということも
あったんでしょうか?」
に対して
「いろいろ、あることないこと
書かれたりとか
結局フタを開けてみれば
南アフリカは
全員がいいコンディションで
すごくイイチームでした。
僕たちも元からそういった情報に
踊らされるつもりはなかったですけれども
思っていた通りの
すごくイイチームだったんで
苦戦するべきして
苦戦した試合だったのかなぁと思います。
最後に自分が決められて
結果的に入って良かったです」
と、あえて不快に思った
問題点について正直に話していた。
ラ・リーガ(スペインリーグ)のファンで
WOWOWの「久保建英 Monthly Program
〜19歳の現在地」を
毎月、録画して見ていたほど
久保建英ファンで
一(いち)サポーターのにじたまとしては
久保のインタビューにはいつも
サッカーの技術と才能だけでなく
インタビュアーをリスペクトする
気持ちのよさと
頭の良さを
感じていた。
今回の
受け答えでも
報道機関がそちらの立場で
仕入れた事情もあるだろうけど
流された情報
(南アフリカチームは
コロナにかかった選手たちの影響で
練習不足でコンディションが悪い。
相当弱いだろうから、楽に勝てるだろう)
は、間違っていましたよ。
でもその情報を選択するのは
自分たちなので
情報に踊らされることは
なかったけれど
実際対戦してみて
南アフリカのコンディションは
全員良くて
とてもイイチームだった。
と、自分の思ったことを
臆することなく
しっかり伝えていた。
なんていう清々しさ!!
これに対して
「久保、報道機関批判」と書いている
ネット情報もあったりしたけど。
私には
全く批判には思えなかった。
もしろ、知りたいことだったから
ちゃんと伝えてもらえて
うれしかった。
南アフリカ選手のコンディションが
悪いかどうかとか
楽に勝てるは、そもそもないし、
実際に対戦した選手が
一番わかるわけだし
こういう伝え方が
大人だし
令和だし、
裏表がなくて
気持ちよくて
自分の考えをきちんと伝える
コミュニケーションなんだと
感心した。
それを踏まえて
エアコンのリモコン問題で
もし、久保建英が
私の立場だったら
どう言うか
考えてみた。笑
「お互いに快適な温度設定で
気持ちよく過ごしたいよね。
解決方法として
①中間の22℃の設定にする。
②お互いに使う時間を限定して
優先する時間帯を決めて
その時間は譲り合う。
っていうのを思いついたけど
どうかな?
もし両方気に入らなかったら
他にアイディアはあるかな?」
久保になって考えたら
すんなりアイディアが湧いてきた。w
この考え方は
円満離婚のコミュニケーション
あなたも私も悪くない
に通じるものがあった。
そして、
コソコソと
相手が席を外した隙に
温度を変え合うよりは
よっぽど健全で
コミュニケーションとして
前向きに解決しようとしている
姿勢を出せると思う。
それでも
無視されたり
「そんなことはしたくない」と
19℃の最強の一点張りだったら
もうそこは
諦めるしかない。
諦めることも必要だ。
諦めて
「じゃあ、違う場所で
過ごしたいから」
と家以外の別の場所で過ごす
アイディアを出すか。
それでもダメなら
夫婦が別々に暮らす選択肢を
出していくということに
なるのかもしれない。
どうなるかは
話してみないとわからない。
でも、そこには、
私はこうしたいけど
あなたはどうしたい?
という対話がある。
その違いが大事なんだと
今なら、思える。
我慢してストレスを抱えるより
自分がしたいことを伝えて
相手がしたいことを認めて聞く。
まずは
そこから始めてほしいです。
あなたが今よりもっと
幸せでありますように。
【追伸】
もし、あなたが
それができたら苦労しない、
難しい、
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