外面が良いはずの夫が 私以外の人にブチ切れた編」
こんにちは。
Kです。
(プロフィール)
https://allegrare.net/k
私がリボーンコンシェルジュの
飯野さんのところに
たどり着くまでに
幾度となく頭をよぎった
離婚したい気持ち。
パッと思い返しただけで
21の場面が
思い出されたので
それを順番に一つずつ
紹介してきました。
前々回、
最終回の21回目を迎えましたが
書き切れなかったことがあったので
番外編を書いてみます。
もしかしたら
あなたも同じような
体験をしていたり
これから
するかもしれないので
これを読んで
気をつけてくださいね。
「離婚が頭をよぎった 番外編
外面が良いはずの夫が
私以外の人にブチ切れた編」
私が家の中で
話しかけても
夫は
パソコンやテレビから
視線を外さず
私に顔も向けず
話を聞こうとしなかったが。
二人の用事で
出かけた先で出会った
初対面の人や
知り合いでもない人
に対しては
別人のように
愛想が良い対応を
するのが
得意だった。
あまりの違いに
目を疑ったことが
何度もあった。
誰だろうが
話を合わせ
例えば
その人の話に
出身地が出てくると
日本各地を
出張で行ったことがある
夫は
「〇〇ご出身なんですか。
いい所ですよね〜。
僕も仕事で
行ったことがあったんですが…」
で始まって
『観光大使ですか?』
と思うような
その土地の
食べ物や名所を
自分の体験で
語ったり
絶妙な質問をした。
それを聞いた人は
「そんなに興味を持ってもらえて
光栄です」
みたいになって。
決まって
「いいご主人ですね〜」
と私を見て言った。
視線の先に誰か他の人が
いるのかと
振り返ったりしても
誰もいなくて
ああ、私?
と思いながら
なんて返せばいいかわからず…。
「私には全然違う対応なんですよ」
と言うのは
愚痴に聞こえてしまうだろうと
と言えず
「そうだといいんですが…」
と答えるのが
精一杯だった。
嘘はつけないから。
(ため息)
そんな外面(そとづら)だけは
良い夫だったが。
むーちゃん(長女)が0歳の時
横断歩道の赤信号で
信号待ちをしていた時だった。
信号待ちをしている人が
何人もいる中で
夫は一人、
むーちゃんが乗っている
ベビーカーを押しながら
横断歩道を渡り始めた。
そして
信号待ちをしていた
一人の初老の男性に
「赤だろう。
子どもの前で
何を考えているんだ」
と注意された。
すると夫は
激怒り顔で振り返って
「こんなに見通しの良い
横断歩道を
赤信号だからって
待ってるバカは
日本人くらいなんだよ。
なんのために待ってるんだよ。
車もバイクも一台も
見えないのに
意味を考えろよ。
そんな無駄な時間を
過ごすほど
暇人じゃないんだよ」
と喧嘩を始めてしまった
ことがあった。
私は夫が
ベビーカーを持てと
合図してきたので
そのまま引き受けて
むーちゃんと
急いで帰った。
その後どうなったか
後で聞いたら
「別に
じじいがバカなだけ」
としか教えてくれなかったから
よくはわからないけど。
明らかに
大きな声のやりとりが
帰り道の後ろで聞こえた。
初老の男性に対して
夫の声で
「あんた達が
日本を悪くしたんだよ」
と言っているのが
聞こえた。
いつもあんなに
外面バリバリで
気を遣ってるのに。
時々
たがが外れて
ブチ切れるのは
こわいなぁと思った。
でも、その後
私がそれを聞いた時
内容を、
「こうでこうで
こう言ったら
こう言い返されたんだよ」
とか話してくれたなら
共感できたかもしれないのに
夫が
あんなに気持ちを
激しくぶつけた
一緒に遭遇した出来事なのに
全くスルーされた。
悲しかった。
またある時、
元同僚達と6人くらいで
カラオケに行った時だった。
先輩の一人が
サビの前になると
ふざけて
『演奏終了』を押して
サビを歌い始めた人が
気持ちよく歌えないようにして
笑う
っていうのを
何度も
繰り返していた。
『演奏終了』されて
伴奏音楽なしでも
平気でアカペラで
歌い続ける人もいて
ちょっとウケて
笑いも起こっていたが
私もそろそろ
止めてほしいなと
思っていた。
そんな中で
その行為が
全く気に入らなかった
夫が
明らかに
イライラしているのが
わかった。
夫は、
自分の曲で
それをやられて
「なんなんだよっ!」
と立ち上がると
「帰るぞ」
と言って
私を引っ張って
帰ったことがあった。
私はまだ全然
歌いたかったのになぁ〜。
「『途中で切らないで』って
話し合えば良いのに
私もだけど
そう感じてた人
他にもいたと思うよ。
どうして
白か黒か!
みたいに極端なの?」
と言ったけど。
「あいつはダメなんだよ。
話し合っても無駄なんだよ。
本当に常識がなくて
信じられない
クソなんだよ」
とバッサリ。
話し合ってないのに
無駄だと
決め付けていた。
この時、私は、
夫が
人と話し合いができない
片鱗を見ていた。
そして
それに対して
私が意見を言っても
全く取り合わないことも
知った。
横断歩道でおじいさんに、
カラオケで先輩に、
ブチ切れていた。
そして
それに対する
私の意見を
全く聞き入れないことを
私は、当時から
受け入れてしまっていたんだと
失敗を繰り返したり
飯野さんに
いろいろ学ぶ中で
やっと
最近、気が付いた。
結局は
しつこく聞いたり
言っても仕方ないと
私が判断していた。
黙って、流して
諦めていた。
それは
夫から見れば
私が
自分の意見が
聞き入れられなくてもいいと
許可して、
承認していたと
思われていたんだと
今ごろだけど、わかった。
そして
これがわかるまでに
ものすごく
時間がかかったことも
仕方なかったなと
自分を責めずに
今、思えている。