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親権を取れなかったママが、子供の為に出した結論

離婚情報セミナーにご参加いただいた後、カウンセリングをさせていただいたAさんより、ご報告のご連絡をいただきましたので、シェアをいたします。
Aさんは、親権を夫に取られるという判決を受けてしまった為、ある決断をしました。
私は、このAさんの勇気ある決断は素敵だと思いました。
是非、参考にしてくださいね。
Aさんが、記事を書かせていただくことに快諾いただき、心より感謝致します。
ありがとうございました。

親権を失った後、子供の為に出した結論

Aさんは、既に別居をされていて、そして、二人いるお子さんのうち、上のお子さん(中学生)は夫、下のお子さん(小学生)はAさんが一緒に住んでいました。
そして、セミナーの後、少しお話をさせていただいている時に、「親権が夫にいっちゃうんです。」と話をされていました。
その後、少しした頃、カウンセリングのご予約をいただき詳しく話を伺わせていただいたのですが。
やはり親権は夫になってしまったとのことでした。
私は、Aさんのようにお子さんと同居していれば、少なくとも同居しているお子さんの親権については有利なのが一般的なので、とても残念に思いました。
でも決まってしまったことは、しかたがありません。
そもそも私にご連絡をいただいたのは、近々、夫と子供とで話し合いをするということでのご相談でしたので、ここでは詳しく書けないのですが、話し合いの方向性をお伝えさせていただきました。
そして、先日ご報告のご連絡をいただいたのですが、Aさんが出した結論は、家庭内別居です。
話し合いの場で、上の女のお子さんが、泣きながら、今の別居状態でもいいのではと話をされたそうです。
なのですが、夫は、裁判所が決めたことなんだからということで子供二人と住むことを譲らなかったそうです。
そしたら、お子さんから、一緒に住んで、パパとママは顔をみないようにすれば良いと提案したそうです。
Aさんは、「子供たちにとって今が大事なときなので、私が少しの間我慢すればいいのかと。いずれは絶対に離婚する、と言う覚悟をもってなら出来なくもないかな」と思ったそうです。
そして、夫もそれに同意をされたそうで、今一緒に住む一軒家を探しているそうです。

最初に話し合いがこじれてしまうと、人はだんだん維持になってしまいます。
Aさんの夫も、維持になって親権を取ったものの、男一人で育てて行けるのか、もしかしたら少し不安があったのかもしれません。
だから、家庭内別居という選択肢が上がった時に、同意したのかもしれないと私は勝手に思いました。

Aさんにとって別れようと思って別居をしている夫と、家庭内別居とはいえ、ひとつ屋根の下に住むというのは、とても勇気がある決断だと思います。
でも、親権が夫に行ってしまった今、離婚をしたら子供と離れて暮らすしかなくなってしまいます。
人は、例えば、「◯◯になったら離婚をする」と期限を決めると、気持ちが少し楽になったりします。
そして、それまでならと一回切れてしまった堪忍袋もまた少し復活したりします。
私は、Aさんが、お子さんの為にと出した結論を、心から素敵だと思いました。
離婚の話し合いは、最初に小さな亀裂が入ると、その後、その亀裂はどんどん大きくなり、取り返しのつかないことになってしまいます。
実は、離婚の話し合いは、最初がとても肝心です。
そして、離婚の話し合いの前に、土台を作っておくことがとても大切になります。

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