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円満離婚のアレグラーレ > 未分類 > さよなら 世間体 さよなら ジャイアン

さよなら 世間体 さよなら ジャイアン

こんにちは、虹多真希(にじたま)です。


だいぶ前のことですが
私は、約17年前の冬、
36時間の難産で長女を出産しました。


今回は、その時のことを
振り返って、

当時感じた感情と今、
全然違うものになっていることを
書いてみようと思います。

出産、世間体

【長い出産】

長女が産まれた日は
2004年夏に行われたアテネオリンピックの
女子マラソン選手選考会を兼ねたレース、
大阪国際マラソンの日だった。


女子マラソンの選手選考が
日本中の注目の的に
なっていた。


高橋尚子は
前回のシドニーオリンピックで
金メダルを獲って
Qちゃんの愛称で大人気だったが
高地合宿で胸を痛めて欠場。


野口みずきは
前年の大阪国際で
日本新記録を出していて
前年秋のパリ国際でも銀メダルで

ただ一人
アテネ五輪に内定されていた。


残る2名を
この日の大阪と
3月の名古屋で
選ぶことになっていた。


昨年の雪辱を果たす千葉真子か
渋井陽子か、坂本直子か!?


夫は
私の出産に立ち会いながら
その日本中が
大注目するレースを
携帯で見ながら


分娩台の横で
ちょいちょい
実況中継を始めた。


私は2泊の陣痛で
ほとんど眠れていなく
痛みも激しかったので


静かな環境で
初産に集中したかった。


でも
夫と産婦人科の担当の先生は
楽しそうにマラソンの実況中継に
やんややんや言っていた。


私は、
気を失いたくなるほどの痛みの中で
言えなかったけど


静かにしてほしかった。



そして分娩台の上で
何分かかったかわからないけど
無事、私の
長い長い出産が終わった。



自然派の先生だったので
陣痛促進剤など、一切使えずに
長時間にはなってしまったけど

元気な女の子を出産できた。


【信じがたい反応】


赤ちゃんをお腹に乗せてもらった時

痛みも吹き飛んで
至福の時間を味わった。



私は、感動を分かち合いたくて
うるさかった夫に
文句も言わずに
聞いてみた。


私「出産に立ち合って
  どうだった?」

夫「どうって、別に」

私「え?
  感動しなかったの?」

夫「しないね」

私「えええええ!!」


ウソだろーーー?


だって
初めての我が子の
生命の誕生に立ち会って
感情が動かないなんて


そんなことあるのか?

そんな非人道的な人っているのか?


にわかには信じられなかった。


私は夫のことを
優しさのない
恐るべき冷酷な感情を持つ人間
だと思った。


そして
多分一生忘れられない
言葉として


その後の結婚生活で
ことある毎に
この時のことを

憎しみを伴って思い出していた。

【世間体でジャイアンだった】

今、ふと振り返ってみたら
あの時と全く違う感情になっている自分がいる。


私は、世間で言われるような良き夫像

つまり、世間体のいい夫を
勝手に想像して
それを夫に押し付けようとしていたんだと思う。


たしかに、世間では
出産に夫が立ち会うと


感動した!

涙が止まらなかった!

生命誕生の神秘を感じた!

妻に心から感謝したい!



などと言われるイメージがある。


そんな風に
夫に言ってもらえたら

たしかに、うれしいし
とても幸せだと思う。


でも、そんな出来過ぎな人ばかりでは
ないのかもしれない。



なんとも思わない人がいてもいいし

血塗(まみ)れの赤ちゃんを見て
グロくて逃げ出したくなった人がいたっていい。


夫が当時、そんな
世間体に左右されない感情を
ストレートに言えたのは

逆に正直だし
カッコつけてなかったのかもしれない。


そもそも私が
自分の感動と喜びの感情を味わい切っていたら
夫の言葉にいちいち振り回されずに

私は幸せ!

と思えてたかもしれない。


でも、当時は
私がこんなに大変で辛かったんだから、
夫だって

感動しろよ!!

労(ねぎら)えよ!

感謝しろよ!!

と思って、イライラしてした。


ストレートには言ってなかったけど

私の方こそ
感謝を押し付けようとしていたんだなぁ。


そして、夫に対してなんとなく不機嫌で
なんとなく優しくない態度に
なっていったんだと思う。


俺のもの(感情)は俺のもの。
お前のもの(感情)は俺のもの。


って、
私、ジャイイアンだったんだなぁ。



【楽しい気持ちを作る】

こんな風に俯瞰(ふかん)して
客観的に考えられるようになったのは


円満離婚のコミュニケーション
私もあなたも悪くない
を知って

心に余裕ができたからなんだと思う。


そして
つらいことがあっても
もう、人のせいにするのはやめよう!
と思えたからだと思う。

相手が優しく変わるのを待っていたけど
いくら待っても変わらなかった。


だったら、自分の辛い状況を認めて


自分で、
楽しい気持ちを作っていこう!
と思え
た。


自分が変わる!
ができたんだと思う。


その変わるは
夫のそばにいたまま変えられるのか
考えた時


離婚することにたどり着いた。



世間体とジャイアンにさよならして
あなたが今よりもっと
幸せでありますように。



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