男と女の違い 浮気から離婚を決める瞬間の夫と妻の違うところ
男女の違いはいろいろなところで言われています。
「察する女」「察しない男」とか、「話を聞かない男」「地図が読めない女」など書籍などでもよく話題になりますし、結婚生活・恋愛・職場の人間関係においてもかなり影響のある永遠の課題ですよね。
ここでは、憧れのご夫婦の離婚を目の当たりにした、まいさんが感じた男性と女性の離婚を決める瞬間についてのお話をお送りします。
憧れのご夫婦に起きたこと…
私には憧れのご夫婦がいました。
結婚15年で3人の子供にも恵まれ、素敵な一軒家に犬と暮らすそのご夫婦の旦那さんと私は知り合いでした。
Facebookにはご夫婦での週末デートの様子が毎週投稿され、旦那さんが奥様のお話しをする時はいつも愛情に溢れていました。
結婚15年が経過してもこんなにも愛情に包まれた素敵なご夫婦も世の中にいるものかと驚くとともに、憧れのご夫婦としていつもお二人の様子を微笑ましく見守っていました。
しかし、そのご夫婦は今、離婚調停の真っただ中です。原因は奥様の浮気でした。
パート先の妻子ある男性と恋仲に落ちてしまい、最終的には旦那さんと子供たちを置いて家を出て行ってしまいました。
男性は女性の浮気が許せない
私が知っているご夫婦の中で一番仲がいいと思っていたご夫婦に起きた出来事だっただけに、大変驚きましたが、その次に驚いたのは、旦那さんの気持ちの切り替えの早さでした。
奥様が出ていった直後に奥様の携帯電話の通話履歴を取り寄せ浮気相手を特定、出て行った奥様の転居先を銀行口座の取引内容から特定し、離婚調停の申し立てをしました。
あんなにも奥様が大好きだったら、数日間何も手につかなくてもおかしくないのに…と、私は不思議でしたが、旦那さんとお話しをする中で、浮気の事実を境にハッキリと旦那さんの気持ちが変化したことが伺えました。
この事例に限らず、パートナーの浮気に関する調査結果によると、感情よりもパートナーの性的な浮気をいちばんに問題視する人の割合は、男性のほうが女性よりもはるかに多いことが報告されています。
男性にとっては、妻の浮気は離婚を決意する大きな要因となるのです。
女性は感情のつながりが大切
一方の女性ですが、もちろん夫の性的な浮気は好ましくないですが、それよりも夫の気持ちが自分以外の相手に惹かれることのほうをより問題視することが報告されています。
つまり女性にとっては感情的なつながりが大切であり、感情的なつながりがなくなれば離婚を意識するようになるわけです。
当然、浮気をきっかけに夫に気持ちがないことが鮮明になれば、一気に気持ちは冷めていきますが、浮気はしたものの夫がまだ自分に愛情がある状況がわかれば、女性は離婚を決意するまでに至る率は低くなります。
逆に浮気をしなくても、夫の愛情が感じられなければ、離婚を決意する大きな要因となります。
性差だけでなくお互いを理解すること
男性と女性では感じ方の違いによって離婚を決める瞬間についてふれてきましたが、いずれにせよ浮気や感情のつながりの欠如は男女双方にとっても心地のいいものではありません。
もともとの男性と女性の違いは変えられるものではありません。
しかし、違いを理解しながら、何よりもお互いへの理解を深めることが夫婦にとっては重要なのではないでしょうか。