不倫から再婚したのに 2度目の離婚をする理由
「熟年離婚を後悔しています。」といった記事があり気になったので読んでみました。
この方の「後悔」、取り返しがつかないことなのですが、
でも、あるケースなので、お伝えしたいと思います。
この方は、40代後半に専業主婦で一生を過ごすのが嫌になり、夫に離婚を申してたそうです。
その時、夫は、別居をして自由にすれば良いと話をしてくれたそうです。
ですが、その女性は、既に好きな人がいた為、その方と一緒に生活をしたいという思いから別居を聞き入れず結果離婚に至ったと書いてありました。
その後、再婚をして二人で事業を始めたのですが、結局、仕事も夫婦もうまくいかず再度離婚。
そして今は、再婚した後も、支えてくれた元夫の優しさに気づかされ後悔をしているとあったんですね。
この話を読んでいて、正直、珍しい話ではないなぁーと思いました。
相談に来られた方の中で、
お話を伺っていくと、一緒に暮らしたいと思っている男性がいると
いうケースがあります。
なのですが、離婚後、再婚をされた後、再度私のところに相談にこられる方がいらっしゃいます。
その中で、私が感じたことがあります。
まず最初に。
恋をすると人は、「ドーパミン」が大量に分泌されると言われています。
この「ドーパミン」が分泌されると興奮し「好き!好き!」といった状態になったりします。
でも、その「ドーパミン」の大量分泌は体への負担が大きいため長続きしないのです。
「恋愛の賞味期間」はせいぜい18ヶ月~3年と言われているんですね。
そんなこともあり、時間が経ってくると、だんだん最初のころのような甘い雰囲気ではなくなりますよね。
そして、一緒に生活をしていると、いろいろな価値観の違いなど、相手への不満も感じてきてしまいます。
そんな時、他の男性が現れたら、夫とは違い素敵に思えてしまったりします。
夫よりキラキラに思えてしまうのかもしれません。
そして、「ドーパミン」が分泌され、冷静さを失ってしまう人もいます。
でも、実は、「ドーパミン」のしわざで良い部分に目が行っていたのが
冷静になってくると、何かしらの不満はやはり出てきます。
昔別れた彼が実は今までで一番優しかったかも、なんて話を聞いたことはありませんか?
結婚でもそれと同じようなことがあるんですね。
それが、冒頭にお伝えした女性のパターンです。
あと、ある洋服を買おうかどうしようか迷っていたのに、
もう一回お店に行って売れ切れになっていると、
どうしてもその洋服が欲しくなってしまうことってないですか?
結ばれない恋、隠れた恋、というスパイスの影響も
冷静に相手を見れなくなってしまう要因になっているようにも感じます。
もしあなたが今同じようなことで、
離婚を考えているとしたら、冷静に物事を考えることができるように
なるまで様子をみることをお勧めします。
冒頭でお伝えした女性は、元夫に復縁を求めたのですが、
断られたと書いたありました。
一回失ったものは、もとに戻せないことの方が多いです。