家事をするのに感謝されない を解決した究極の質問
こんにちは、虹多真希(にじたま)です。
Eテレの番組「ウワサの保護者会」の
「夫の家事育児と妻の本音」
の回を見ました。
まず、冒頭で
「父親が台所の手伝いや
子供の世話をするのは当然」
と答えた男性が88.2%という
アンケート結果に
(日本人の意識調査NHK調べ2018)
度肝を抜かれました。
そんな時代になっているんだーー!
と、改めて、
時代の変化を感じました。
私なんか、もうほとんど
手伝ってもらったことがないから
やってくれたらうれしいと
思ってしまいがちですが。
実際の本音を語ってくれた
二組のご夫婦を通して
実情を
考えさせられました。
番組の中では
それぞれの本音を聞いて
どう解決していくのか?
ゲストの家族問題に詳しい
大日向雅美さんからの
秀逸な質問で
二組の夫婦の不安が
見事に解決されました。
あなたの夫婦問題の
参考になるかもしれないので
今回と次回の
2回に分けて紹介していきます。
まず、一組目は
コロナ禍で
夫がリモートワークになった
夫・ジャッカルさん、妻・あゆみさん夫婦と
小学生の息子さんがいるお宅だ。
ジャッカルさんが
「仕事と家事で忙しい妻を
助けたいから」
と皿洗いやゴミ出しをしても
妻に感謝されないどころか
「やらないで!ガサツ!」
と言われてしまい、
不満に思うお悩みだった。
ジャッカルさんは
食器に洗い残しの汚れがあっても、
シンクに食材や食べ残しが
パンパンに詰まっても
そこは気にしないし
片付けなかった。
どうしても気になる
あゆみさんには、
結局洗い直して
二度手間になってしまっていた。
「家事をやらないのは嫌なので。
やりたいのに
どうして感謝されないのか」
と悩むジャッカルさんに対して
大日向さんは
「本当にガサツでいらっしゃるんですか?」
と質問した。
大「ガサツだと言われて
モヤモヤしていらっしゃるけど、
お仕事とか他のことでは
どんな感じなんですか?」
ジャッカルさんの表情が、パッと変わった。
ジャ「仕事ではけっこう
計画的に物事を進めるのが
好きなんです。
あと、自分の興味のあることは
緻密にやっていますね」
(妻「夫は細かいところもあって
家族旅行でドライブする時の音楽などは
詳細なスケジュールを作りますね」)
大「仕事や
自分の興味があることや
誰かが喜んでくれることは
緻密にやれるんですね?
ジャ「職場の仕事なら、
上司や仕事関係者に注意されたら
聞けますね」
大「仕事だと、ダメ出しと捉えないで
仕事のスキルアップのアドバイスとして
聞けるんですね。
なぜ妻にダメ出しされても
家事は100点と言えるんですか?」
笑いながら、うなずいたり
首を傾げるジャッカルさん。
大「家事は本来、シンクをきれいにしたり
おいしい食事を作ったりして
家族で喜びを分かち合うことなんです。
そういう風に発想を変えると
ジャッカルさんの素養が発揮できるはずです」
それを聞いたジャッカルさんは
「早く家に帰って
シンクを洗いたいです」
と笑顔を見せた。
こんなに短い会話で
ジャッカルさんは
どうして感謝されないかを
理解して、
さらに意欲を持っていた。
そして、
「もっと夫婦の会話も増やしたい」
と感謝される家事をするために
必要なことを
自ら見つけていた。
大日向さんの
すべてお見通しのような
ジャッカルさんの理解を引き出す質問が
秀逸で感動的だった。
夫の表面上の言い分
「家事をやりたいけど感謝されない」
には、
社会が変わってきたと言っても
本来は、
家事は妻がやるべきもの
という意識が
まだまだ残っていた。
ジャッカルさんに
時間ができたから
手伝ってやってる感があった。
ジャッカルさんが
丁寧にできなくてもいい、
感謝されるべき、
と思ってしまっていることを
大日向さんは
そのまま直球で言うのではなく
「本当にガサツでいらっしゃるんすか?」
という丁寧で真を食った質問で
本音の答えを導き出した。
ジャッカルさんにとって
家事は
発想を変えたら
家族と喜びを分かち合うことだった。
私はテレビの前で
スタンディングオベーションで
拍手を送っていた。
こんな風に
相手を変えたい!
感謝するべきだ!
と思っている時
その問題の専門家(第三者)からの
本質を問う質問で
自分の意識が変えられたら
問題が解決の方向に
うまく流れ出すことがある。
ひとりで煮詰まった時には
専門家の力を借りることの
影響力をヒシヒシと感じました。
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