離婚当初、49%の子供が離婚を否定→時間が経つと66%が肯定へ
離婚を考える時に、お子さんがいる方は、子供の気持ちはどうなんだろうか?と考えますよね。
私が離婚のことで悩んでいる時は、子供(怪獣くん)のことを考えると、なかなか決断できないでいました。
以前にも話をしましたが、怪獣くんは、離婚をする時は、「離婚をしないで欲しい」と話をしていました。
でも、今は、親の離婚を受け入れ、私と父親を上手に使い分けて甘えているような気がします。
今回は、「教育環境の変化と子供の成長に関する調査研究」の中に、離婚をした子供の声が掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。
報告書を読んで思ったこと
相談者の方の声や怪獣くんの様子をみていて、この報告書の内容は、私の感覚と差異はないと思いました。
離婚のことで悩んでいると、どうしても頭が混乱をしてしまい、子供の気持ちにまで思いが至らなくなってしまうことがあります。
それは、仕方がないことだと私は思っています。
それぐらい、離婚の問題は、精神的に追い詰められてしまったりしますからね。
だからこそ!
相談者の方が、後からお子さんの気持ちを知って、あの時◯◯しておけば良かったと、後悔をしないように。。
ある意味子供の声を代弁しつつ、サポートをさせていただかなくてはと、身が引き締まる思いがしました。
親の離婚についてどう考えているか
離婚した時と現在では、気持ちがどのように変化しているか
離婚当時は「離婚してほしくなかった」,「分からない」が合わせて49%
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今は27%に減少
今の心境は、「離婚は仕方なかった」,「離婚してよかった」と,離婚を受け入れ,肯定している子どもは66%に達しています。
この結果は、ほぼ、怪獣くんと同じです。
実は、本音では、離婚当初、できれば離婚をしないで欲しいと思っている子供は少なくないように思います。
でも、時間が経つと、親の離婚に理解を示す子供が増えてくるんですね。
それは、時間が解決するということもあると思うのですが、子供自身が成長をして大人の事情を理解してくれるというのもあるのかもしれませんね。
ちなみに、怪獣くんでいうと、最近では、父親と私のことを客観的に見ているので、まぁーこれでは結婚生活を続けるのは難しかったと理解しています。笑
親が離婚をした子供が母親に求めていること
私は、この内容を読んでいて、子供は寂しい思いをしているんだと、頭では分かっていたのですが、深く実感をしました。
あと、離婚の説明はきちんとした方が良いといつも話をさせていただいているのですが、やはり大切ですね。
- 今のままで十分 15人(17%)
- 母親の生き方,在り様 13人(14%)
しっかりして・投げやりなことを言わないで・子どもに罪悪感を持たないでなど - 愛情,優しくして 10人(10%)
優しくして・甘えたかった・ストレスを子どもにぶつけないで・父親に似ていると責めないでなど - 離婚についての説明 6人(6%)
- 父親の悪口を言わないで 5人(5%)
- 父親との面会交流 4人(4%)
- 再婚しないでほしかった 4人(4%)
- その他 48人(50%)
子どもは親の離婚をどのように乗り越えてきたか
子どもたちは,離婚のマイナス面をどのように乗り越えてきたのでしょうか
この内容を見ていて、36%もの子供が、自分で自分の気持ちと戦っておさめたんだと感じ、正直、胸が詰まる思いをしました。
親の離婚は、子供にとっても乗り越えなくてはならないことがたくさんあるんですね。
- 自分で解決してきた 35人(36%)
自分に言い聞かせた・胸の中に納めるようにした・日記を書いた・思いっきり泣いたなど - 同じ環境の友達と話した 15人(16%)
- 心に封印して考えないようにした 12人(13%)
- 祖父母,兄弟,恋人等と話した 10人(10%)
- 部活,趣味などに打ち込んだ 7人(7%)
- カウンセラー,精神科医の治療 5人(5%)
- その他 15人(16%)
「教育環境の変化と子供の成長に関する調査研究」より
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