離婚を伝えるタイミング 夫へ ハルさんの場合
夫に離婚を伝える時、自分だけが離婚をしたいと思っていても、相手がどんな反応をしてくるのかわからないので、とても不安ですよね。伝え方を間違えると、長引いて、こじれることにもなります。
ここでは、ハルさんの経験から、夫へ離婚を伝えるタイミングと、落ち着いて二人で話し合う時間を作って伝えることが一番大事だということをみていきましょう。
切ない気持ち
夫へ離婚を伝える時は、とても切ない気持ちで一杯でした。まだ愛情があったのでしょうか。
それとも、家族を自分で壊す気持ちを伝える事が悔しかったのでしょうか。今でもそれはわかりません。
夫とは一回別居し、そして離婚するという経過だったので、最終的に、私や子供たちだけではなく周りも巻き込んで暴れた夫に対して、もう愛情も無くなり人としての尊敬の気持ちも無くなってしまった頃から、自分も体を壊していたので限界でしたので、離婚する気持ちになりました。
ただ、切り出す決心がついてからも、なかなか言い出すことができませんでした。
伝える
そして、伝えたのは、夫が休みの日の昼間に伝えました。
それは、夫がお酒を飲まない昼間しか普通に受け止めてくれる時が無いと思ったからです。
でも、それは私の間違いであったかもしれません。
夫は私が本当に離れていくとは思っていなかったのでしょう。伝えた時はいつもの口癖のようにしか受け止めてくれなかったのです。
でも、その後何週間も話し合いの時間を作って離婚してほしいことを伝えていきました。
しかし、夫の答えはずっといろいろとウンチクを並べて計画的じゃないとか、離婚をして子供達を育てていけるのかと言って、話が全く進まなかったのです。
両親を入れて話し合いもしましたが、夫の気持ちは変わらず、結局無理でした。
その後、家庭裁判所や無料弁護士にも相談しに行きました。
どこへ相談に行っても、働いてない夫とは別れて新しい人生を歩んだ方がいいという答えと子供の親権は私がもらえる、そして調停にした方がいいと言われました。
夫に調停をしようと話しましたが、自分が調停に行かなければどうなるのかとか散々またウンチクを言ってごねられましたが、最終的には調停に申し込みをすることにしたのです。
後日、夫あてに調停の文章が届いて、やっと私の決心に気付いたようでした。
そこでもう諦めたのか、「調停は取り下げてくれ、離婚をしていい」と言ってくれました。
そして、離婚に至っています。
子供にとってはいつまでも父親であり母親
夫へ離婚を伝えるタイミングは、夫の仕事が忙しかったり、生活のリズムなど色々とあると思います。
落ち着いて二人で話し合う事が出来る時間を作って伝えることが大切です。
離婚したい気持ちをうまく伝えるには、一方的ではなく、夫を立てることも大切になります。
なるべくお互いが穏やかな時に伝える様にした方がいいと思います。
?どちらにしても、簡単に説得が出来て、離婚へ進められることはそうそうないと思っておいた方がいいと思います。
もちろん伝えた後、相手の反応に対して、しっかりと返せられる準備も必要になります。
それでも、これからの子供たちの事を思うと、こじれる離婚は良くないと思います。
夫婦は別れても、子供にとってはいつまでも父親であり母親です。
いつまでも、離婚のことで話し合う親の姿は見せたくないものです。
私の場合のように、出来るだけ二人で話し合っても、全く夫が取り合ってくれなくて伝えきれない時は調停(離婚調停)を申立てて離婚につなげる方法もあります。
また、夫に離婚を言えずにいきなり調停から先に申立てをする人も少なくありません。
やはり話し合いをしたくないというのは、本音ではないでしょうか。