モラハラが残すもの
こんにちは!
リボーンコンシェルジュ佐倉伊織です。
モラハラを受け続けると
自己肯定感下がったり
自分に自信がなくなったり
モラハラな環境から離れても
残る何かがあります。
私も経験のある
モラハラ後遺症のことについておはなしします。
佐倉伊織にまずは、無料メール相談 ↓
モラハラ後遺症、実は…
「モラハラ後遺症」
聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
これ実は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)です。
後遺症って聞くよりPTSDって言われた方が
衝撃的なの、私だけではないと思います。
モラハラの被害者、みんながみんなそうなるわけではないと思いますが
離婚したのに、
気持ちが上がらない
なんかうまくいかない
体調悪い
なんてことがあったら
PTSD(心的外傷ストレス障害)かもしれません。
これは、治るので、
そのときが来ても落ち込まないでほしいです。
モラハラ後遺症だと自覚していた私も
今こうして楽しく生きていますから。
知識として、ご紹介しておこうと思います。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは
生死に関わるような体験をし、強い衝撃を受けた後で、
その体験の記憶が当時の恐怖や無力感とともに、
自分の意志とは無関係に思い出され、
まだ被害が続いているような現実感を生じる病気です。
日本の総人口の1.3%に生じるとされ、
それほど珍しくない病気といえます。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 引用
自分が対処できる範囲をこえる大きなできごとで受けた心の傷
によって起こるということです。
PTSDの症状
・再体験症状…
災害や事故・犯罪被害などで
「もうこのまま自分は死んでしまう」
「どうすることもできない」
という状況に直面して
強い恐怖や無力感を体験した後で、
その記憶が何度も思い出され、
その場に連れ戻されたように感じ、
その時と同じ感情がよみがえることがあります。
・過覚醒症状…
どきどきしたり、物音に驚きやすくなったり、
怒りっぽくなったりします。
・回避・麻痺症状…
現実感がなくなって感情が麻痺したり、
自分の体験を遠い出来事のように思ったり、
事件を思い出させるものに近寄れなくなったり
することがあります。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 引用
複雑性PTSD
モラハラ後遺症は複雑性PTSDになります。
これは、モラハラや虐待などが長期間に渡り、
家庭内などの逃げられない環境で行われた場合
のPTSDになります。
複雑性PTSDの症状は
再体験症状、過覚醒症状、回避・麻痺症状に加えて
・感情のコントロールが難しい
・自分を否定する、傷つける
・ぼーっとしたり、記憶をなくす(解離)
・人間関係がうまくいかない
などがあります。
具体例としては
・モラハラ加害者と似たような人を見ると動悸が起こる
・ある特定の場所、人、会話が怖くなる
・怒っている人を見ると動悸がする
・思い出したくないのに、モラハラされていたシーンが
フラッシュバックする
好きで一緒になって、そのお相手に愛されていると
思っていたのに、「君のためだ」と愛情を振りかざし
(言葉の)暴力を受けてきたのが
モラハラ被害者にとっては何より悲しくショックなことです。
なので、PTSDになってしまったって仕方ないです。
でも、克服は必ずできるので、安心してください。
対処のしかた
・トラウマを解放
当時があまりに苦しすぎて、辛かったこと、
悲しかったことを胸の奥底にしまいこんで
しまうことがあります。
しまっておいても、なくなることはなく、
何かのきっかけで飛び出してきてしまいます。
少しずつそのしまい込んだ事実を
外に出すことで、気持ちが変わってきます。
外に出す作業には衝撃があるので
専門家のサポートを受けるのも良いと思います。
・他人への不信感の払拭
「またあんなことがあったらどうしよう」
そんな不安から、PTSDの症状が出てしまうことがあります。
他人に対しての不信感があるからです。
モラハラ加害者のように、他人に攻撃的な人は
世の中にたくさんいます。
ただ、それ以上にあなたのことを大切にしてくれる人も
世の中にはたくさんいるのだということも
分かっておいてほしいです。
それには、あなた自身がモラハラについての知識をつけたり、
考え方を改善する勉強するのも良いと思います。
そして、あなたがこの人ならと思う相手に、
自分の辛かったこと、苦しかったこと、
悲しかったことを話してみてほしいです。
外に吐き出すという行為は、
あなたが身近な人に傷つけられた事実を
必ず癒してくれます。
注意点として話しを打ち明ける相手を間違えると
「まだ引きずってるの」「あなたも悪かったんじゃない」
と聞きたくない言葉を言われ、2次被害になりかねないので
人選にはお気をつけくださいね。
・自己肯定感の回復
日々、全否定をされ続けてきたモラハラ被害者は、
自己肯定感が下がってしまっています。
PTSDになったのすら
「こうなったのは自分のせいなのでは?」
「なんて私はダメな人間だ」
「私なんて何もできない」
「私なんて無価値だ」
そんなふうに考えてしまいます。
これって、自分自身のことすら信頼していないってことです。
そんな思いをさせたのはモラハラ加害者で、
あなたは何一つ悪いことはしていません。
あなたがそこにいてくれることにどれだけの
価値があることか。
自分のこと、そんなに安売りしないでくださいね。
とはいえ、私もモラハラ後遺症を抱えていたひとりです。
人間関係も仕事も何をしてもうまくいかない
「こんな自分には価値なんてない」と思っていました。
自己肯定感が下がっているせいなのだと知ってから
鏡に向かって、「今日もかわいいね」と言ってみたり、
夜布団に入ったら「今日もよくがんばった!」
と自分に声をかけてみたり、
選択するときは自分が幸せだと感じる方を選ぶと決めて
買い物したり、
自己肯定感を上げる方法を実践してきました。
継続をするということは苦手な私なので、
とても簡単な方法だけをやってきました。
私は専門家の方のサポートを受けたわけでも、
病院での治療をしたわけでもありません。
未だに大きな物音には過敏だし、
フラッシュバックがあることもあります。
自分に自信が持てるようになったの?と聞かれても
「自信?ありませ~ん」と自信をもって答えます(笑)
でも、心折れそうになったり、
やっぱり私ってだめだなと思うことがあっても
自分で自分の機嫌をとって対処もできるようになりました。
自己肯定感を気にしている割に、
いつまでたっても自信満々になれない、
それでも、これが私なんだと受け止めています。
そう。肯定してあげています。
小さなことからでいいと思うんです。
あなたが興味を持てる
自分を肯定する方法、自信をつける方法
から実践してほしいです。
気づけばモラハラ後遺症(PTSD)なるものは
過去の産物と化しています。
モラハラが残すもの
モラハラ後遺症はPTSD。
ちょっと驚かしてしまったかもしれませんが
それだけ、モラハラは心的外傷を負わせるほどのひどい行為
だということです。
ガマンすることなく、モラハラを受ける環境からは離れましょう。
とはいえ、その環境から離れることが
いちばんの難題なのですが…
そこをクリアすれば、PTSDになっても、
モラハラを受け続けるより、克服をすることの方が
容易いのではないかと私は思います。
弱いところもダメなところも教えてください。
そんなあなたはこの世にあなたしかいません。
誰にもその存在を否定することはできません。
その環境から離れるお手伝いをさせてください。
そして、毎日一緒に自分褒めしましょう。
佐倉伊織にまずは、無料メール相談 ↓