熟年離婚について
こんにちは。リボーンコンシェルジュ、『就職も叶える円満離婚アドバイザー』のもりもとゆうこです。
『熟年離婚』が増えてきていますが、メリット、デメリットをしっかり理解して決断しないと、こんな予定じゃなった~と、あとで後悔することになりかねませんので、そうならないために、熟年離婚について書きたいと思います。
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【熟年離婚とは】
そもそも熟年離婚の定義は!?というと、
一般的には、婚姻期間20年以上の中高年夫婦の離婚を『熟年離婚』と
呼ぶケースが多数ですが、ハッキリとした定義はないようで、
40代後半~60代後半と書かれていたり、50代以上の夫婦と書かれていたりします。
また、50歳以上の夫婦でも、婚姻期間が短い場合は熟年離婚には当てはまらないようです。
【熟年離婚の現状】
離婚全体の件数は、2002年の29万人をピークに少しずつ減少傾向にありますが、
熟年離婚だけは増え続けているのが現状で、2020年は、全離婚件数の21.5%に上り、
統計のある1947年以降で過去最高になりました。
理由としては、寿命の長期化で熟年夫婦の数自体が増えたことが考えられます。
以前は、離婚を考える前にどちらかが亡くなるということも少なくなかったようです。
それから、2007年からの年金分割制度も影響しているのではないかと思われます。
2007年4月以前は、妻がずっと専業主婦だった場合、離婚すると
老後にもらえるのは基礎年金だけで満額でも月6万6000円ほどでしたが、
二人の婚姻期間中の保険料納付額に対応する厚生年金を夫と妻で分割して
それぞれの年金と出来るようになりました。
ただし、請求期限などがありますので、詳しくは年金事務所でご確認くださいね。
【熟年離婚前に考えるべきこと】
熟年離婚だからこそ、考えておくべきことを中心に書きます。
- これからの人生、生活のシミュレーションをしておく
- 住む家をどうするか
- 実家に帰る→経済的には一番お金がかからない
- 今の家に住む→持ち家の場合→名義は?ローン残は? →賃貸の場合→家賃を継続して払っていけるか?
- 新しく家を借りる又は購入する→かかる費用はどのくらい?
◆生活費の中で、住居費の割合は高いので、どこに住むかで離婚後の生活費が大きく違います。 しっかりシミュ レーションしましょう。
- 生活費は大丈夫か
- 経済的に自立しているか→就職する
- 財産分与、年金分割、退職金、慰謝料、養育費などで1ヶ月の生活費を割り出す
◆住居費、光熱費、通信費(スマホ、Wi-Fi)、税金、保険料など、
ライフプランシートを使ってシミュレーションしましょう。
- どんな生活を送るのか?
- 子どもと一緒に暮らす
- 実家で親と暮らす→メリット、デメリットをイメージしておく
- ひとり暮らしをする→一人で大丈夫?
◆どこで、誰と暮らすのかによって、実際の生活が随分と違います。
一人は自由ではありますが、熟年離婚の場合、周りの友人と夜、一緒に飲みに行ったり食べに行くことが難しいことも多く、一人で夕食を食べることも多くなるかもしれません。
離婚後の生活を、しっかりイメージしてみてください。
- 前向きに生きていく覚悟と決心をする
今まで専業主婦だった人は、自分で働いて自立する覚悟と決意が必要です。
たとえ財産分与や退職金などを半額もらえて一時的には大金を手にしたように感じる
かもしれませんが、人生100年時代。何歳まで生きられるか誰にも分かりません。
例えば、月15万円で生活する場合でも、150,000円×12ヶ月=1,800,000円/年
もし、55歳で離婚した場合、年金がもらえる65歳まで10年あります。
1,800,000円×10年=18,000,000円ですから、もし、働かなければ、1800万円の貯金を、とり崩すことになります。
長生きしても、経済的に困窮しないために、働ける内はしっかりと働く覚悟が必要です。
- 熟年離婚のメリットデメリットを整理する
- メリット
- 夫から解放され、一人の自由な時間を得る事ができる。
- ストレスなく、自分らしく生きることができる
- 義父母の介護からの解放
- デメリット
- 生活が苦しくなる可能性がある
- 孤独な生活になるかもしれない
- 頼れる人がいなくなる又は、子どもに迷惑をかける可能性がある
- メリット
【熟年離婚して幸せになれますか?】
以上のことを考えた上で、あなたが選ぶ人生は熟年離婚で良いですか?
熟年離婚することで、あなたは、今よりも幸せに生きられると思えますか?
熟年離婚と言っても、離婚する年齢によって随分違ってきます。
40代後半であれば、50代、60代に比べ、再就職は有利かもしれませんが、
お子さんが年齢的に、まだ自立しておらず、お金もかかるかもしれません。
逆に、60代の方が就職をすることは容易ではありません。覚悟が必要です。
それでも、平均寿命からいっても、50代なら後30年、60代でも後20年生きる可能性があります。
もし、あなたが、今、結婚生活で辛い思いを抱えていたり、我慢しているなら、
これから先、20年も30年も我慢しますか!?
私は、それは、とてももったいないと思います。
『我慢せず、自分自身が生きたい人生を選択して今よりも幸せに生きる!』
の実現のお手伝いをさせていただきます。
【卒婚という選択肢】
でも、熟年離婚以外の選択肢もあります。それは卒婚です。
卒婚とは、2004年に教育ジャーナリストの杉山由美子氏が、『卒婚のススメ』という著書で使用した造語です。
籍はそのままで、法律上は夫婦として婚姻関係は継続し、でも、お互いが干渉することなく、自由にそれぞれの人生を楽しんでいくという新しい夫婦の形態のことです。
卒婚については、次回、詳しく書きたいと思います。
【熟年離婚のために就職から支援】
私は、我慢して結婚生活を続けていくのであれば、離婚して、
自分自身の生きたい人生を幸せに生きたい!と思います。
でも、熟年離婚で、一番の問題は、経済的自立です。
私自身、専業主婦19年から再就職して自立し、49歳で円満離婚しています。
離婚後、53歳で国家資格キャリアコンサルタントを取得し、就労支援をしてきました。
離婚問題だけでなく、就職から支援します。
経済的理由で離婚したいが悩んでいる方、諦めてこられた方は、まずは私にご相談ください。
就職と離婚の両方を叶えるお手伝いをさせていただきます。
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