心理学の先生に学ぶ自己愛さん<前編>
みなさんこんにちは!
リボーンコンシェルジュの
寺阪有生(てらさかゆき)です🌿
先日
臨床心理士、公認心理士の
佐瀬りさ先生に
自己愛性パーソナル障害について学ぶ
という、とても素晴らしい機会に
巡りあえました。
りさ先生のお話しは、
私が今まで聞いた心理学の
先生の中では1番わかりやすく
1番ストンと腑に落ちるお話でした。
前後編にわけてこちらに
書かせていただきますね。
まずはみなさんご存知、
自己愛さん(自己愛性パーソナル障害
のような性質の方の愛称)
自分を実際よりずっと価値のある尊いものとし、
特別な存在だと思っている人たち、、、
もしかすると世間との乖離にご本人も
悩んでいるかもしれません。
ただ自己愛さんの近くにいる人は、
自尊心を傷つけられたり、
自分に価値がないような言い方や
態度をとられて、
もっと辛い思いをしてらっしゃる方も
おられますよね。
今回のコラムが
その辛い毎日からの脱出につながる
ヒントになれば幸いです。
まずどうして、自己愛が深いのに
周りの人を攻撃してしまう場合があるのか、
それは自己愛さんの
成育から関係していることなのです。
赤ちゃんの頃はもちろん
色んな概念はありません。
自分の手足を舐めたりして
そこに自分を感じて落ち着きます。
自体愛です。
そこから少し大きくなると、
お母さんのおっぱいや抱っこなど、
他人(特にお母さん)からの愛情を感じて
安心することができるようになります。
その後もどんどん自己愛の形は
成熟していくので
それに伴って、
自分も愛して
他人も愛せるようになる
のですが、、、
その自己愛の形が成熟しない、もしくは
成熟しても次のステージに
なかなか移行しないパターンもおこります。
まだ自我ができていない頃までや
それ以降でも愛を成育する段階で
思っているような愛情がもらえず
不安が残ると
他人に愛してもらえないから
自分で自分を深く愛するようになります。
自分で自分を愛することで、
埋められなかった愛への不安を
なんとか仮に埋めている状態です。
そう考えると、なんだか少し
可哀想な感じもしますね。
このように、
自己愛性パーソナリティ障害は
記憶もなかった幼い頃からの
成育にも大きく関わるのです。
そうなると、正直
こちらの話がなぜか通じない、
理解してくれないということは
性質上、珍しいことでなく
逆に自分の性質が
周りを不幸にしていたとしても
自分が悪いから病院にいって
カウンセリングを受けよう!
となるのも難しい話しであるといえますね。
なぜなら自己愛さんも
自分が理解してもらえなてない気がして
辛いのです。
ではどのように付き合っていけば
せいかいなのでしょうか?
それは次回のコラムで、
自己愛さんのさらに深い性質と合わせて
お話させていただきます。
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