離婚の決意がぶれないためにする4つこと
結婚生活を続けていると離婚が頭をよぎる場面は多々あると思います。しかし、結局は気持ちが落ち着き、日常の生活が再び続いていきます。
決して離婚を推奨しようということではありませんが、あなたが子供や今後のことも含めてしっかり考えて出した答えがもし離婚となると、いつもとは違う気持ちの整理が必要になってきます。
ここでは、離婚の決意がぶれないためのポイントをご紹介します。
何のための離婚なのかを明確にする
一時的に気持ちがカッとなって「もう離婚!」となるのはよくあることですが、離婚を決意したのであれば、離婚したい気持ちを継続させる必要があります。
そのためには、「なぜ離婚するのか」「離婚で何を手に入れたいのか」等、離婚の目的を明確にして、目標として心のよりどころにすることが効果的です。
なお、離婚の目的を定める際には、「夫と離れて自立した女性になる」「子供たちと平和な生活を送る」「人生を再度やり直す」等、前向きになりたい姿を設定したほうが効果的です。
逆の言い方をすると「今の生活を終わらせたい」「夫のハラスメントから逃れたい」等、ネガティブな表現は避けたほうがいいでしょう。
目標は、追い求める夢なようなものですのでポジティブな表現がふさわしいですし、例のようなネガティブな表現だと「私が我慢すればいいだけ」と、離婚の決意が揺らぎやすくなってしまいます。
いつまでに離婚したいかを設定する
離婚は長期戦です。とはいえ、気持ちの中でいつまでに離婚をしたいか、目標感をもつことは大切です。
実際にはもう少し長くかかると思いますが、協議離婚が成立しそうであれば2か月程度、調停離婚であれば1年程度と、短めに設定するほうがいいでしょう。
タイムリミットがないとダラダラと物事を進めてしまいがちです。
時間がかかる、ということは、それだけ自分自身の気持ちが揺さぶられるタイミングに遭遇するリスクが増えるということです。
そして、時間がかかればかかるほど、離婚の決意は薄まりがちです。
スケジュール感を持って、離婚に臨みましょう。
別居をして物理的に距離をとる
どうしても離婚の決意が揺らいでしまいそうな方は、別居をして物理的に相手と距離を取る方法も効果的です。
一緒に生活をしていると、相手に情が湧いたり、このままの生活を続ける方が楽なのではと思ったり、離婚の決意が揺らぐ場面が多々あります。
別居をすれば、そのようなリスクも減りますし、離婚に向けて大きな一歩を踏み出せたことで、自身の離婚への決意もより強固なものとなるでしょう。
決意を口にしてみよう
離婚を決意したとしても、誰でも二度や三度は「本当にこれでいいのか」と思うものです。
迷いは当然生じるものとして軽く受け止めましょう。
またそんな時には、離婚の決意を口に出しても言ってみましょう。
言霊の力は絶大です。信頼できる友人や知り合いに離婚宣言することも同様に効果的ですよ。