養育費を見直す場合のメリット・デメリット
養育費は離婚をした時に、子供を引き取る側の経済状況や、支払う側の収入等のすべてを考慮した上で、金額を決めます。
それは、経済的・社会的に自立していない子供が自立するまでとする費用です。
この養育費、見直すことができるって知っていますか?
これは、あなたにとって、メリット、デメリットがあるので、どういう時がメリットで、どういう時がデメリットになってしまうのかをお話しますので、知っておいてくださいね。
あなたにとって、メリットになりそうなことをお話します。
例えば、「お子さんが留学をしたい!」と言い出したとしますよね。
その時、あなた一人の力では、お子さんの希望を叶えてあげられない時は、養育費の増額を求めることができたりします。
これは、私の知り合いの話なのですが、離婚をして10年以上経っていたのですが、留学費用を全額負担してもらったということがありました。
子供の成長はさまざまな環境の変化もあります。
海外留学費用は、極端かもしれませんが、相談をしてみる価値はありだと思います。
ここで大切なのは、それまでのお子さんと父親の関係になります。
養育費は義務であり、別れて暮らす親と子を結ぶ絆、そして、親子である証になるものではないでしょうか。
子供の成長をみてきた父親は可愛い子供の為ならと一肌脱いでくれる可能性はありです。(^^)
あなたにとってデメリットになりそうなことをお話します。
それは、あなたが再婚をした時です。
再婚をしたことは、あまり問題ではないのですが、新しい旦那さまとお子さんが養子縁組したとしますよね。
その時、もし別れた夫が養育費の減額を求めてきたとすると、減額が認められる可能性があるのです。
法律は、ちょっと古いような気がしますが、新しい父親(養子縁組をした父)に養ってもらってくださいという考え方なのです。
子供に対して、親として出来るかぎりの生活を維持し、心の成長を支えることは、当然の責任です。
子連れ離婚の知識として、公正証書にした養育費の金額は変更することが出来るということを、頭の片隅に記憶しておいてくださいね。