もう限界 離婚が頭をよぎった21の場面14「捨て台詞に眠れない 編」
こんにちは。
Kです。
(プロフィール)
https://allegrare.net/k
私がリボーンコンシェルジュの
飯野さんのところに
たどり着くまでに
幾度となく頭をよぎった
離婚したい気持ち。
パッと思い返しただけで
21の場面が
思い出されたので
それを順番に一つずつ
紹介していきます。
14番目の今回は
夫に
一生懸命話した内容を
一蹴された
話です。
これを読めば、
夫婦のどん詰まりの会話を
突破できる
ヒントが
見つかるかもしれません。
「捨て台詞に眠れない 編」
築40年の
古い木造の家を
とうとう建て替える
ことになった。
ヤッターーー!!
と喜びも束の間
どこで建てるか
ハウスメーカーを
話し合うまでもなく…。
夫の希望だけが
当たり前のようの
優先され
夫の
知り合いの友人の
建築家Eさんに
お願いすることになった。
それでも
家を建て替えられることで
嬉しい気持ちは
あった。
住んでいた
賃貸物件が
売られそうになっていた
あの日から
2年の月日が流れていた。
赤ちゃんだった
長女むーちゃんは
3歳になり
幼稚園に通い始めていた。
幼稚園のお友達の家庭でも
ほぼ同時期に
建て替えする人が
4人くらいいた。
みんな
有名ハウスメーカーの
住友林○さんとか
積水ハウ○さんで
建てるようだった。
有名ハウスメーカーの
営業担当の方は
施主様の奥様への
気遣いが
半端ないらしく
ちょっと何か
心配事を相談すると
もの凄いスピードで
丁寧に
対応してくれるという。
そんな優しい
フォローをしてもらえるんだ!
いいね
と、ママ友からの
話を聞いていた。
でも
うちの
建築家Eさんは
なんだか
勝手が違った。
たしかに
Eさんの
デザインは
斬新だった。
アイランドキッチン
というアイディア
トイレは
洗面室、脱衣所と
分けないで
広く
同室にする。
リビングの天井を
吹き抜けにして
狭小感を緩和する。
お風呂は
窓の外45センチ先に
木の柵を立てて
窓を開けて風や
空を感じられる。
ベランダは
屋根をつけないことで
広くできる。
など
ワクワクするものを
次々に
提案してくれた。
だから私も
初めは
Eさんにお願いして
良かった
と思ったりもした。
夫は
買ってきた本や雑誌で
仕入れた情報を
元に
どの無垢の木が
床板に向いているか
などを
質問して、
それに丁寧に
答えてもらっていた。
聞いたこともない用語や
細かすぎる名称に
よくわからないものも
多々あった。
話し合いを進めていく中で
気になったのは
Eさんは
私より夫の話ばかり
聞こうとしていた。
まあ、
家を建てることへの
もの凄い意欲や
共通の友人がいるから
ある程度は
仕方がないとしても
私には
質問を振ってくれない。
私から
質問すれば
答えてはくれるが
そこに夫が
反応すると
夫を優先するのが
はっきりとわかった。
Eさんが書いた本には
「キッチンなど
奥様が主に使う場所は
やはり優先的に、
奥様の意見を
取り入れていきます」
って書いてあったのになーー。
おかしいなーー。
と思った。
無垢の木にこだわる夫は
「できるだけ幅広の
無垢の床の上を
裸足で歩いて
気持ち良さを
実感したい」
と話していた。
それは、私も
共感するし
リビングや階段や
水廻りではない所は
無垢の木の床が
いいと思った。
ただ、
「キッチンと
トイレなどの
水廻りの床は、
水処理がしやすい素材のもの
にしてほしい」
と願った。
この願いは
掃除する立場からしたら
切実だった。
Eさんだって
たくさんの家を
建ててきてるし
本も書いてるんだから
わかってるのに、なぜ?
と心から思った。
なのに
夫は
「そんなことは
どうでもいい」
と言い放った。
耳を疑った。
そこ、めっちゃ大事なところ!!
私は
ほかの
主張は
極力抑えて
キッチンや
水廻りだけは
使い勝手を良くしたいと
伝えた。
壁の色の希望を
Eさんに聞かれて
私が
クリーム色がいいと
言ったのに対して。
夫が
「そこは、白で。
漆喰の白だから」
と
漆喰の良さを
これでもかーーーーー!
と説明した。
それを聞いて
私は賛成した。
ちゃんと柔軟性を
見せてきた。
でも
お風呂の天井を漆喰にするのと
広トイレの
壁と天井を
漆喰にすることと
洗面台を
太い無垢の木一本っていうのは
さすがに
カビやすいし
もっと水気に強い材質に
替えてほしいと
強く主張した。
それなのに
「そんなことは
どうでもいいから。
Eさん、やれますか?」
とまたしても
私を一蹴して、
Eさんに質問を
した。
それに対して
Eさんはニヤニヤと
半分笑いながら
「今までにやったことは
ないですが。
(そりゃー、当たり前だろう!!
そんなクレーム対象=私の心の声)
やれないことは
ないですよ。
やってみますか?」
私「ええええ!!
それは、
すぐカビが生えたりすると
思うので
避けたいです」
E 「どうします?
ご主人?」
夫「初めてですか?
おおおお!!
じゃあ、第一号ってことで」
E 「わかりました!
なんだか、楽しみです」笑
私「ちょっと待ってください。
それは困ります」
夫「けっこう大丈夫だと
思うんですよね。
Eさんなら、わかってくれると
思ってました」
E 「ありがとうございます」
私「えええ、ちょっと
待ってください」
夫「もう決まったから」
尋常じゃない怒りが
こみ上げていた。
こんな置き去りの仕方って
あっていいのか。
一人暮らしじゃないんだよ。
実験できるものじゃないから!
家は1回しか
建てられないから!
50冊も本を読んで
漆喰がカビやすいとか
無垢の木は
水に弱いとか
知ってるはずじゃん。
それに
その言い方!
お前は王様かーー!
もし手元に
藁人形があったら
グッサグサに
刺していたと思う。
なんで私だけが
こんな扱いをされなきゃ
いけないんだろう。
と思うと
夜もなかなか
眠れなかった。
この
金を出すのは俺なんだから
俺が決定するのは
当たり前だろ?
感バリバリに
対して
その時の私は
イライラとムカムカで
頭を整理できず
自分の考えを
うまく伝えられなかった。
飯野さんに
相談した今なら
まず、
冷静になる。
それから
一度、共感して
教えてほしいという立場で
質問しまくって
「私は違う素材の方が
いいと思うんだけど
どうかな?」
と聞いていく
のがいいと
頭では、わかる。
話し方次第で
納得できる
落とし所まで
話し合える
可能性は
あったかもしれないと
今なら思う。
(でも正直、
やり方はわかっても
そこまで譲歩できない
とも思うので、
今は逆に
ボイコットすれば
と浮かんだりもする)
この後
爆発寸前の
怒りを抱えながら
修羅場の
仮住まい生活へ
突入していく。
続きは
また次回
お届けします。