モラハラ撃退術の巻 第7話
【7話の解説】
なおちゃんからのアドバイスの通り
夫とファミレスで話しをしてみようと決意した洋子さん。
なおちゃんから
『「今の私たちの状況ってどう思う?」と聞いてみてくださいね』
『嫌なことを言われても言い返さず、「あなたはそう思っているんだね」
とご主人の話しを受け止めてみてください』
『洋子さんの気持ちを理解してもらう時間ではなく、洋子さん自身の気持ちを
確認するための時間ですから』
と、アドバイスを受けました。
脳裏に〈離婚〉があり、話し合いをするとなると
自分の気持ちを理解してほしくて、お相手に不満を伝えてしまいがちです。
そうすると、お相手も同じようにあなたの不満を返してきます。
お互いに感情的になり、責めあい、口論になってしまいます。
こうなると、冷静に自分の気持ちに向き合いながらの話し合いは難しくなります。
自分の気持ちを理解してもらおう、分かってもらおうとするのではなく
まずは、お相手が今の夫婦の関係や状況をどう思っているかを
聞くことによって、自分自身が離婚したいかしたくないかを
確認することができるのです。
洋子さんはこの夫の気持ちを聞くという機会を2~3回繰り返しました。
なおちゃんとのカウンセリングで落ち着いてきたとはいえ
話し合いをする度に浴びせられる責める言葉や否定的な言葉。
洋子さんは本当によくがんばられたと思います。
つづく