子連れ離婚、そして再婚するときに気をつけること
日本では年間約70万組のカップルが結婚し、そのうち約25万組が離婚をしています。そして、結婚している約70万組の4分の1が、「再婚」であると言われています。
離婚が多ければ再婚も増えるのはあたりまえですが、
「離婚になってしまったけど、この先ひとりで生きていくのは不安」という思いがあるようです。やはり、シングルマザーも誰かとつながっていたいという思いが、再婚へと向かわせていくのかもしれません。
子連れ離婚をしたハルさんが再婚について思うこと
世の中には、離婚して再婚する方も増えてきている時代です。私も前の夫は、バツイチでした。子供は居なかったのですが、離婚歴のある人と結婚するのはもう15年前でも珍しい事では無かったのです。
子連れ再婚は、子供にとって本当の父親ではない人と一緒に住む等、かなり環境や生活のリズムに変化があります。
ただ、何よりも大切なのは、新しい父親とのつながりです。
就学時前や小学生低学年辺りの小さいお子さんだと新しいお父さんが来たら嬉しい事も多々あると思います。
お母さんがいくらシングルで頑張ってきていても父親の変わりというのは中々できない事もあります。
さらに、相手が子供好きであれば上手くいくのではないでしょうか。
ですが、小さい子供や聞き分けが悪い子の扱いが苦手な男性もいます。もし、あなたが家に自分の幼い子供と新しい父親を置いて留守にした時、子供が泣きわめきどうにもならないと、やはり子供はお母さんを求める事になります。その時、新しい父親は、すごく困ってしまうかもしれませんし、もしかすると逆上してしまう可能性もあります。
やはり、再婚をする前に十分に相手と子供のコミュニケーションを持たせる事が大切です。
子供が小学生高学年や年頃になるとどうなるでしょうか。その頃にはもう母親の離婚や再婚を理解できるようになってくる年齢です。母親が幸せで笑顔でいられたら、それでいいと思うようになってくるのです。
毎日、お母さんが朝から晩まで働いて家事もして子供達の事も考えて、その後姿を見ていると子供のお母さんを大切に思う気持ちが強くなっていきます。
お母さんが疲れた顔より笑顔でいてくれた方がいいですし、経済的にもお父さんがてきると余裕が出てくることも分かるようになってくるでしょう。?
とはいえ、お母さんだけ幸せになるんだとか、本当のお父さんとはもう会えないんだという気持ちが出てくる場合があります。それを思っていても、思春期になると、親に色んな事を話さなくなっていきますし、気持ちを閉ざしてしまうこともあるので、子供の様子をちゃんと見ておかないとなりません。
我が家は再婚はしていませんが、子供たちは、もしお母さんが再婚したらお父さんに会いづらくなってしまうと言っています。
それは何故かというと、新しいお父さんに申し訳ないという気持ちがあるからだそうです。
確かにそれを思うと、私自身も子供と再婚相手に気を使わなくてはならないという精神的な心配も出てくるかなと思います。さらに、子供の成長により掛かる学費などを考えると、相手の男性は快く協力してくれるのだろうかという心配もしてしまいます。
子連れ再婚には子供の年齢によってもさまざまなことがあります。大人だけの問題解決ですべてが上手く行く事はそうそうありません。お互いがきちんと子供のことを理解し、これからの将来をきちんと想像できる関係を築けていけるのなら、再婚もいいと私は思います。
いちばん大切なこと
やはり、「子連れ再婚」で、もっとも気をつけたいのは、相手と子供との関係です。
子供を注意するときの「言い方」や「しつけ」など、 過剰な接し方をしたら考える必要があります。
手が出たり、言葉遣いが荒かったり、違和感を感じたら、子どもにとって父親として本当に正しいのか、しっかりと考えた方がいいと思います。
その子を守れるのは母親だけです。しっかりと子どもを見てあげてください。
そして、子どもの気持ちを一番に尊重しなければなりませし、何よりも、素敵なパートナーとの出会いは何回も経験できるものではありません。大切にしてください。