国際結婚におけるモラハラに対する心構え

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ヴォワザーちあきです。

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最近のデータによれば、

日本での離婚理由に「モラハラ」が

上位に上がっているとのこと。

海外、特に私の住んでいるヨーロッパでは、

モラハラが、あまり理由にならないのが現実です。

何故、「モラハラ」に相当しないのか？

違う言語、国籍、人種、肌の色、性的趣向などが

共存し合う社会で、

自分の想像を超えた考え方や反応に

向き合い、受け入れ、許しあう。

それが、海外で生きること、

と私は考えます。

日本から飛び出し、

いろいろな理由で外国に住みつくと、

日本での当たり前が、

そこでは、

また、その相手には当たり前ではない。

そんなことを、否が応でも

日常的に目の当たりにします。

私が最初に驚いたこと、

それは、あまりよく知らない人から「八つ当たり」を

平気でされることでした。

約２０年前、

日本支社から本社へ転勤したばかりの頃、

日本からのクレームが相次ぎ、

社内の雰囲気があまりよくありませんでした。

そんな時、ある職人さんが私の元へ

物凄い勢いでやってきました。

「知ってるか？日本車は、性能が良いって言われてるけどさ、実は、ちゃんと閉まるドアも作れないんだぜ！そんな国の人間に、俺の作ったモノをとやかく言われる筋合いはない！！」

と、突然大声で怒鳴り散らされました。

私は呆気にとられ、

しばらくすると、

ショックで

ポロポロと涙が零れてしまいました。

でも、よく考えると、

言ってることがめちゃくちゃですけどね　笑

とにかく、

日本でそのようなことにほとんど出くわした事がなかったので、

私は、本当に驚きました。

日本の常識からすると、

よく知らない人に自分の感情をぶつけるのは、

あまり宜しいことではないですよね？

でも、

こちらの人からすると、

それはあまり大したことではなかったのです。

彼らの認識では、

「あの人は、そういう性格で、あういう話し方だから。今日は、きっと虫の居所が悪かったのよ。

（でも、あの人と私は違う。自分にとって、これは大した問題ではない。だから、気にする必要なし！）」

と、あまり気にも留めない。

大らかと言えば、大らかですよね！

ただ、行き過ぎた場合は、

私以上に強く反応し、

その圧には震えますけども。。。笑

全体主義と個人主義の違い

何故、このような認識の違いがあるのでしょうか？

私は、それは圧倒的に育った環境の違いだと思います。

つまり、

日本＝全体主義、まず他人のことを考え、それから自分の幸せを感じる

日本以外のほとんどの国（主にヨーロッパ）＝個人主義、まず自分の幸せを大事にし、それから他人を思いやる

この違いは大きく、

残念ながら、

たとえ愛があったとしても、

その溝を埋めるのはなかなか難しい。

では、どうしたらモラハラと感じないでいられるか？

たとえば、

他人の言動を個人的に取らず、

自分の感情や考え方を

そこに一緒にのせてしまうわないように

心がけることかと。

でもこれは、ちょっと抽象的過ぎるし、

私たち日本人は、

そのようには

しつけられていませんから、

結構ハードル高い！

言葉を換えると、

相手の言動に対し、

自分の責任を

（勝手に）引き受ける必要はない

ということかもしれません。

まとめ

でも、それにしたって、

他人に感情をぶちまけられたら、

ホント、気分悪いし、

凹みますよね！

もしパートナーの言動がキツくて、

心が折れそうな時は、

このような呪文は

もしかしたら

役に立つかもしれません。

試しにやってみるのも良いですね！

自分は、唯一無二の存在

誰に何を言われようと、

自分の価値は変わらない

皆違ってそれで良い

だから、

自分も違ってそれで良い

こんな風に自分に言い聞かせ、

信じ込ませてみてはいかがでしょうか？

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