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円満離婚のアレグラーレ > コラム > 離婚経験談 > 母親と子供が異なる姓を称するということ

母親と子供が異なる姓を称するということ

子連れ離婚をする時、いろいろ決めなくてはならないことがあります。
親権、養育費、住むところ等々、その中でも大切なことのひとつ「子供の苗字」があります。
離婚後あなたはご自分の苗字を選び、その後子供の苗字を選ぶことになります。
ほとんどのシングルマザーは、「ともに婚姻中の姓を称する」または「ともに親権者の婚姻前の姓を称する」どちらかを選択をして、自身と子供の姓を同一にします。
しかし、ここではあまり例のない、シングルマザーまいさんの体験談をお送りします。
まいさんは何よりも一番に子供の意見を大切にして決断したとおっしゃいます。
あなたはどう思いますか?

離婚後の子供たちの姓の選択 (まいさんの場合)

仕事においても、SNS等においても旧姓を利用し続けていた私は、婚姻生活10年を経過しても、夫の姓を名乗る自分にしっくりきませんでした。
ましてや、離婚をするような状況にまでなり、夫の姓を離婚後も名乗る、という選択肢は、一切考えませんでした。
一方で子供の姓をどうするかは悩みました。
親権者である私の旧姓に変えるか、子供たちが生まれてから慣れ親しんだ姓を使い続けるか…。
最後はシンプルに子供の意見を尊重することにしました。
・中学生になった娘は、学校を中心とした人間関係への影響を懸念して、姓を変えたくないと言いました。
・小学校高学年の息子は、中学生になって環境が変わるまでは、姓を変えたくないと言いました。
・そして4歳の息子も、姓が変わることを「ヤダ」と言いました。

母親と子供が異なる姓を称するということ (まいさんの場合)

正直、末っ子は幼いので、末っ子だけでも私自身と姓を合わせることを考えていた私ですが、4歳にもなれば、自身の名前を文字で書き出しますし、子供は案外早い段階から名前に愛着がわくものだと痛感しました。
結果的に私は、婚姻前の姓を称し、子供たち全員が婚姻中の姓を利用し続け、私と異なる姓を利用する選択を取りました。
前例が少ないため、この選択を取る方は少ないですが、実はおすすめな選択肢だと私は感じています。

子供と姓が異なって不便なことはないのか? (まいさんの場合)

子供と姓が異なることで、実生活においてどのような不都合が生じるか、私もビクビクしておりましたが、実際には今まで困ったことは一度もありません。
ただ、母親業をする時は、婚姻中の姓つまり子供たちと同じ姓を名乗っています。
学校や保育園への提出物の署名欄には、婚姻中の姓で自身の名前を記載しますし、子供の学校や習い事の費用の引き落とし口座として、旧姓のままの口座をあえて残して利用しています。
単純に家庭や子供関連では子供たちと同じ姓を名乗り、仕事などそれ以外の場面では旧姓を利用すればいいので、使い分けが単純ですし、何よりも気持ちの切り替えができるので、私はいいと思っています。

姓が異なっても家族は家族

夫婦別姓がなかなか法律上認められない日本では、いまだに「姓が同一なことで家族としての一体感が生まれる」といった精神論が肯定されがちですが、カタチにこだわるばかりで本質が見えていないのかもしれません。
まいさんの様にご自分と子供たちが違う姓を選択するという例はまだまだ少ないと思いますが、子供たちには子供たちの環境もあります。
出来るだけ環境等を変えないと考えると、姓を変えないという選択もあるかと思います。
親の都合で離婚に至ったとしたならば、子供に精神的な負担を強いるのではなく、まいさんの様に、子供にとって最適な選択を見つけることが、家族としても一つのまとまりを生む原点になるのではないでしょうか。

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