「ドラゴン桜」が見れない本当の理由
こんにちは、虹多真希(にじたま)です。
友人Sに
「『ドラゴン桜』見てる?
すごくいいから、見た方がいいよ!」
と勧められた。
今回は
友人Sに勧められたドラマを
どうして私は見たくないのか
自分なりに
深堀ってみました。
「ドラゴン桜」に興味なし
わかってる。
ドラマは、きっと面白い。
前回(2005年放送)は
再放送で見て
面白かった。
なんだけど今は
東大に行くとか
大学に進学するとか
ぜーーーんぜん興味持てないんだなぁ。
受験の話も
塾の話も
学園ものも
今、私には
関心がないから
見ようと思えない。
長女の中学受験
現在高3の長女は、
6年前に
中学受験をした。
小学生当時、長女には
サッカー、
歌うま選手権、
友人と銭湯巡り、
英語、と
やりたいことがたくさんあった。
受験に
乗り気ではなかった長女に
私が、
「今やっておけば
きっと後が楽だから」
とレールを敷いて
受験させてしまった。
長女が「行きたくない」と
塾を休もうものなら
私が代わりに行って
ノートを取るような
尋常ではない母親だった。
加えて、小学校時代
夜中の12時まで居残りしても
問題を解いて
塾通いしていた
これまた尋常ではなかった夫は
私以上に厳しく
長女が塾の宿題を忘れただけで
耳をつんざくど迫力で
長女を叱った。
私と夫の
ケンカばかりだった関係が
いつしか、お互いを避けるようになった頃
夫は
私ではなく長女を
怒鳴っていた。
家の中の空気は、
とんでもなくピリピリしていた。
今思えば
そんな緊張感満載の家庭で
子どもが、
力を出し切れるわけがなかった。
長女は、中学受験に失敗した。
そして、中学2年生になった時
不登校になった。
どうしてもっと早く
動こうとしなかったんだろう。
なんで長女を守れなかったんだろう。
私は、自分への後悔と
長女に対する懺悔の気持ちで
自責が止まらなかった。
人と違っていいと思っていたはずなのに
いろんな葛藤と
数えきれない後悔と
紆余曲折を経験した。
そして、
みんながイイと言うものを
イイと思えなくても
全然イイ!!
に辿り着いた。
今、長女は
通信制高校3年生だ。
人と違っててもいい、
自分がやりたいようにやっていいよ。
元気で楽しく生きててくれてたら
それがうれしいよ。
と見守っている。
学校から
大学の進学ガイダンスのお知らせがあって
「一応、念の為、
聞いておいた方がいいかな」
とオンラインで出席しようとした私に
「なんで?
参加しなくていいよ。
進学する気ないから」
と長女に普通に言われた。
私「可能性ゼロなの?」
長女「うん、ゼロ〜」
私「そっか〜」
長女から
進学に興味がないってことは
聞いていたし
わかっていたし
それでいいと思ってた。
ただ、
人生のいつ、
何に興味が湧くかなんて
本人だってわからないことは
いくらでもある。
だから、今は
目の前の楽しいと思うことを
一人でだったり、友人と
楽しく過ごせてれば
それでいいけど。
気が変わったら
進学してもいいように
ガイダンスを聞いておいてもいいかな
と思ってた。
そこにやっぱり
私の
隠しきれない進学願望が
残っていたのかもしれない。
ガイダンスに参加しようとした
私の行為は
長女から見たら
認められてないと
感じさせてしまったかもしれない。
以前は好きだった
東大生が出るクイズ番組や
受験ドラマ「ドラゴン桜」を
今は、見ても
楽しめない自分がいる。
怒鳴った夫はもう
家にいないし
恐い思いもしないのに。
私は、
長女が受験しないことに対しての
ネガティブイメージを
完全には
捨て切れてなかった。
人と違っていいと
思えている自分でいたかったから
なんとしても
払拭したかった。
プラス面にフォーカスする
そうだ!
マイナス面ばかり
見ちゃってる。
違う側面からも見なきゃ!
と、受験しないことの
ポジティブイメージを考えてみた。
人の評価を気にしないで
自分らしく生きられる!
学校名で評価してくる人を
見分けられる。
周りの目を気にしない人同士で
深いつながりを作れる。
あった、あった!
いい面が複数あった。
長女とは
小学校時代より今の方が
いろんな話を本音でできているし
信頼できている。
例え、長女から
嫌な言葉を言われても
あ〜本心じゃないな
と変換できる機能も
身につけた。笑
自己肯定感が低いからではなく
「ドラゴン桜」を
見たい気分ではないから
見ないだけ。
そう思えて
スッキリできた。
子どもが受験に失敗して
夫婦が別れて
親子関係が崩れそうになったり
子どもが
不登校になったりしても
その後
いい親子関係を作り直していけば
きっと大丈夫。
焦らなくていい。
ゴールは18歳ではない。
私は、長女が
精神的にも社会的にも自立して
30代以降に
とても幸せだったら
それがいいゴールかなと思ってる。
親自身が
子どもに対しても自分に対しても
マイナス面ではなく
プラス面にフォーカスして
ゆったりと
考えていくことができたら
自己肯定感を下げないで
いられるんだと思った。
プラス面にフォーカスして
あなたが今よりもっと
幸せでありますように。
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