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自己愛さんとの話し合い、その「対処法」とは?

こんにちは!
リボーンコンシェルジュ内海有紀子です。


前回のコラムは
自己愛さんとの話し合いが難しい「理由」
でした。


今回は、そんな自己愛さんに対して
どのような形で話し合いをすればいいのか?


対処法についてのお話です。

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◆対処法◆

①冷静かつ簡潔に

これは自己愛さんにとっては
とても大事なことです。


特に発達の偏りがベースにあるタイプの
自己愛さんには重要。


特にASDの傾向が強い人は
物事の表面しか見れないから、
言葉もハッキリ言うとか、
時には、LINEなどに書いて
きちんと後からでも読み返せるようにするのも
人によっては良かったりします。


そして、彼らは相手の本当の意図を
汲み取ることが苦手なので
話が通じなくてこちらが感情的になったりすると

「何かわからないけど相手が怒ってる」

と被害者意識を募らせ、
なぜかこちらが悪者みたいになってしまいます。


そうならないように
冷静に、激しい言い方をせず、
具体的な言葉を使って話しましょう。


そんな簡単に冷静になれないと言う人は
相手が激昂したり、または自分が苛立っていると
思ったら、いったんトイレに行ったりして
数分でいいので物理的に離れて
時間を置きましょう。


精神的に落ち着くと思います。


物理的に離れられない場合は、
落ち着くまでしばらく黙るのも
良いでしょう。


②上手く褒める

これは特に甘やかされて育ったタイプの
自己愛さんへの対処法です。
自己愛さんにはまず褒めることから入らないと
何も始まらない。


彼らの中には
「自分は誰よりも凄くて特別だ」
という揺るぎないセルフイメージがあります。


それを他人が「おかしいよ」といって
変えることはほぼ不可能です。


なので彼らの心の中に入り込んで
少しでも対等に近いステージまで行って
コミュニケーションを取りたい、
話し合いたいのであれば
まずは褒める必要があるのです。


なんで褒めなきゃいけないの?
褒めたくもない!!


そんな声が聞こえてきそうですが
納得できなくても、
一度やってみてください。


はじめから彼らの逆鱗に触れたりすれば
もうその後はあなたが何を言おうが
話が通じなくなてしまいます。


発達の偏りが無くても
彼らはこだわりが強いので
普通の人なら
かえってわざとらしいくらいの褒め方でも
案外素直に喜んだりします。


「今日は向き合って話す時間取ってくれて
本当にありがとう。優しいね。嬉しい」

例えばこんな感じです。


そうやって、褒め言葉も入れつつ
穏やかに話す雰囲気を漂わせることで
完全に対等でなくても、
話しやすい土台ができて
少しはあなたの話に耳を傾けるかも知れません。


③見た目は大人、心は5歳児

とにかく、
自己愛さんとの話し合いは骨が折れます。


まずはきっぱりと、
「私を傷つけることはお互いのために良くないからやめて」
と伝え、
「脅しではないが、これ以上傷つけるなら離れることも考えている」
と度々ほのめかすのも一つです。


なぜなら、
本当は寂しがり屋なので
離れていかれると不安になるからです。


また、自己愛さんは子ども時代に
大人から上手く愛されなかった人が多いです。
だから大人になり切れていません。
「幼い大人」なのです。


彼らが激昂しているときは、
まだ彼らの中に眠っている子どもが
泣いているんだと捉えてみる…


「愛して欲しい、分かって欲しい」
と言う気持ちが満たされないまま
大人になってしまったんだなと。


話し合いの場で、
自己愛さんがブチ切れているときは
その心の奥に居る、5歳児の子どもに
語り掛けるようにするしかありません。



諭すように、怒らせないように、
尊重しながらやるしかない。



彼らの悪いところを指摘したりするのもNGです。
そもそも何が悪いのか理解できないから。
5歳児だから。。。
心がぜい弱だから。。。


「あなたの思ってること言ってみて。聞くから。」
「辛いから○○なところは直してほしい」


そんな感じで、
決して攻撃しているわけじゃないと
思ってもらえるように話すことで
自己愛さんとの対話も
やりやすくなるのではないでしょうか。


とは言え、私も
自己愛さんの特性を
痛いほど分かっています。
これらの対処法が、
そう簡単に通用する相手ではありません。


すべてやっても上手くいかなかった。。
もうどうしたら良いかわからない。。
自分がどうしたいかもわからない。。
出口が見えない。。
辛い。。助けて。。。


もしそんな思いでつぶされそうならば
誰かに話を聴いてもらうだけでも
きっとあなたは救われると思います。


あなたはそのお相手とどうなりたいですか?
うまく共存していく?
きっぱり離れたい?


そこを一緒に探っていきましょう。


あなたはひとりではありません。
私たちリボーンコンシェルジュが
あなたに寄り添います。
気持ちを吐き出してくださいね。


心が軽くなって
自分の軸が出来てきた頃には
自己愛さんに冷静に対応できる
新しい自分に生まれ変わっているかも知れません。

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