アレグラーレに無料相談 オンライン予約
お問い合わせはこちら
TEL
03-6811-6664
定休日
日・祝日
円満離婚のアレグラーレ > コラム > リボーンコンシェルジュブログ > 内海有紀子のコラム > 自己愛さんとの話し合いが難しい理由

自己愛さんとの話し合いが難しい理由

こんにちは!
リボーンコンシェルジュ内海有紀子です。

ここ最近、
自己愛性パーソナリティー障害(以下、自己愛さん)のお相手との
離婚問題で悩んでいるお客様がとても多くなっていると感じます。


円満離婚には、
夫婦での話し合いがとても大事になるのですが、
お相手が自己愛さんだと、
一筋縄ではいきませんね…


自己愛さんは
「自分は悪くない!お前が悪い!」
と言って、こちらの話に耳を傾けず
話し合いが平行線になるからです。

どうして自己愛さんはそうなってしまうのか?

今日はそんなお話です。

内海有紀子にまずは、無料メール相談 ⇩

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: muryosodan_bnr3.png


◆話が通じない理由◆

①発達の偏りがある

自己愛さんには
発達障害のベースの上に、
自己愛性パーソナリティー障害の症状が
出ているケースがよくあります。


発達障害の人は話が通じにくいことがあり、
その理由の一つは視野が狭いことです。 


特にASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)の傾向が強い人は、
相手の気持ちを想像する能力が弱いので
人が言っている事を汲み取りにくいです。


表面的なことしか理解できなくて、
本当の意図を変にとらえて
被害的に受け取ってしまう。

こだわりも強いので、
自分の予想外の事を言われると
驚きが怒りに変わってしまう人もいます。


自己愛さんは
尊大な態度とは裏腹に
傷付きやすさを抱えていますが、
それも発達障害の特性として
説明することが出来ます。

例えば、
子ども時代の世界観をイメージしてください。
世の中を知らない子供だったときは
大人から見れば大したことではない事でも
すべてが予想外でした。

それでいちいち驚いたり、
ままならない事に怒りを覚えたりしたと思います。

発達障害や自己愛さんは、幼い印象に映ることがありますが、
それは特有の視野の狭さからきているのかも知れません。

視野が狭く、物ごと同士が繋がっていかないので、
経験が積み重なる感じが乏しい。。。

だから大人なのに幼い印象になるんですね。


また、ADHD(注意欠陥多動症)の傾向が強い人は、
集中して相手の話を聴くことが苦手なので
そもそもあなたの話をあまり聴いていないこともあります。

②話を聴く気がない

先程は、
ベースに発達の偏りがある場合のことを話しましたが、
特にそうでなければ、
そもそもあなたの話を聴く気がないのかも知れません。

自己愛さんは特権意識が強く、
周りの人を対等な相手と思っていません。


対等でない相手の言うことは、
真剣に耳を傾けません。

聴いたところで、
自己愛さん自身の考えや価値観が変わると思ってないんです。

だからあなたの話を真剣に聴かない…

自己愛さんが自己愛的になってしまう理由のひとつとして
親から過度に甘やかされたという事があります。

そういう人は、
自分が他の人より優れていて特別なんだと刷り込まれてきたので
周りの人が対等だなんて到底思えません。


なので、自分の話は聞いてもらって当然で
人の話を聴く習慣が無いまま大人になってしまったのです。

ギブ&テイクの概念がそもそも無いので、
聴いてもらったから聴いてあげようという発想にもならないのです。


③話の聴き方が分からない

自己愛さんの中には、
そもそも、自分の話を充分に聴いてもらった体験が少ない人もいます。

自分の話を聴いてもらえなかったから、
人の話をどうやって聴いたらいいかわからないんです。

自己愛さんは、甘やかされて育った人が多いと言いましたが、
そのタイプとは、少し違う人もいるんです。

話を聴いてもらえなかった人たちは、
親などの大人たちから
条件付きの承認しか与えてもらえなかった人です。

例えば、テストで95点とっても
「残念だったね、あと5点で満点だったのに」
と言われ、頑張ったことを認めてもらえなかった。
そういう環境で生きてきた人は、

「自分は何かを成し遂げなければ愛されないし、気持ちを分かってもらえない」
「ならば、自分の感情なんて無いものとして理性的に生きればいいんだ」

そういった思いを根底に抱えるようになってしまったのです。


自分の気持ちを分かってもらえなかったということは、
他人の気持ちを感じ取る方法を教えてくれる
「お手本になる大人」
が、いなかったという事でもあります。


そういう人たちは、
自分の感情も、他人の感情も
軽視しているというか、
感情を恐れているのです。

人に自分の気持ちを分かってもらいたくても、
どうせ裏切られるから、
だったら感情なんて最初から無いものとした方が、
傷つかなくて済むと心を閉ざしているんです。

自己愛さんが、相手の気持ちを理解することが出来ないのは
そもそも自分の気持ちも分からないし、
誰かに助けを求めることも出来ない…
そんな悲しい生い立ちがあるからなのです。

話し合いが成立しないのには、このような根深いものがあったのです。

◆まとめ◆

いかがでしたか?
話し合いが難しい理由が
何となくわかったと同時に
愕然とした方もいらっしゃるかも知れませんね。


自己愛さんの特性は
生育段階で刷り込まれてきたものなので
なかなか難解なものがあります。

だからこそ、話し合う前に、
その特性を知り、
腑に落としておくことは
とても大事なことです。

少しでも参考にしていただければ
嬉しいです。

次回は、
話が通じない自己愛さん対する「対処法」です。

内海有紀子にまずは、無料メール相談 ⇩

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: muryosodan_bnr3.png

ご予約・お問い合わせ

離婚のことでお悩みなら、円満離婚のアレグラーレにお任せください

アレグラーレに無料相談 オンライン予約 円満離婚セミナーご予約
お問い合わせはこちら
電話番号
03-6811-6664
定休日
日・祝日

▲ TOP