「男コピーライター、育休をとる」子育ては両親じゃなくてもいい
こんにちは、虹多真希(にじたま)です。
今日は、「男コピーライター、育休をとる」
というドラマ(WOWOW録画)を見て
感じた違和感について
書いてみようと思います。
(WOWWOWオンライン)
原作は、2019年2月刊。
電通で働く35歳男性コピーライターが、
半年間の育児休業を取ったときに
現在進行形で書かれた連載エッセイ。
主人公の広告代理店に勤めるコピーライター
魚返洋介(うがえり ようすけ=瀬戸康史)は、
妻・愛子(瀧内公美)から妊娠を告げられ
喜びに浸る。
魚返は、
先輩コピーライターとして
新人研修で、
育休の事をまるで知らないのに
育休を取りたくなるようなキャッチコピーを
お手本として
披露したが……
研修を受けていた新人達から
ひどいダメ出しを
浴びてしまった。
同僚の育休マイスターから
育休の
意外なメリットを聞いたこともあり
実際にとってみるのはどうだろうか?
と、思った。
妻の愛子さんに
赤ちゃんが出来た
タイミングだったこともあって、
子供嫌いの魚返だったけど
育休を取得することにした。
半年という長期間の育休は
社内では未踏の領域。
綿密な移行プランを設計し、
不安を胸に上司の浜崎(村上淳)に
育休取得を申し出たら、
意外にも応援され
スンナリ取れてしまった。
そして娘の誕生に
感激するもつかの間、
波乱の日々が幕を開ける。
育児分担、保活、パパ友づくりなど、
次々と襲い掛かってくる難題が
男性目線で描かれていた。
自分の子どもなのに
育児に「協力」程度で
イクメンと言われて
最初はチヤホヤされていた。
次第に、
育児に真剣に向き合って
悩んだり苦しんでる姿が
男の人でもこんな風に
わかってくれるんだ~!
やだもう、すごいじゃん!!
と、どんどん引き込まれていった。
毎回育児に対しての、
男女の関わり方の違いを
クローズアップしながらも、
ちゃんと歩み寄って
落とし所見つけていくところが
素晴らしいなぁと思った。
でも、
お互いに仕事に復帰して
お互いに大事な仕事があった時、
結局、体調を悪くした
音ちゃん(我が子)を
保育園に迎えにいくのは
いつもいつも
妻の愛子さんなんだよね〜。
お風呂で泣いちゃう愛子さんには
だよねだよねーーー!!
と、一緒に泣けるほど
共感した。
結局、母親!
育児の責任は
母親が背負うことに
なるんだよねーーーーー
って思った、本当に。
ここで、魚返は、
ちゃんと愛子さんの
長いお風呂を気遣って
見に来てくれる夫だった。
なんていい夫ーーーー!!
仕事にやりがいを持つ
愛子さんの気持ちに
気付くところがすごかった。
どんどん
いい展開だった。
育休後の復帰した時
「この仕事は
俺じゃなくてもいいけど
音のお風呂は俺でなくっちゃ!!」って。
魚返、成長したねーー!
頑張ってるねーー!
「こどもがうまれてからの一年をわたしは一生忘れない」
も素晴らしいキャッチコピーだと思った。
そしてラスト。
一人でも育てられるけど
二人の方がさ
楽だし楽しいし。
育休は終わったけど
育児は続いていくわけだし。
我が家の育児は二人でやることだと思う。
ってカッコ良く締めていた。
なーーーーーんか
違和感だった。
いいよいいよ、
魚返さんはそう思ったんだね。
そりゃあ、一人の育児より
二人の育児の方が
楽で楽しいとは思う。
でも、
その二人は、
別に両親じゃなくてもいい。
その子どもを
かわいい
愛しい
関わっていきたい
と、大切に思ってくれる人だったら
誰だって
拘らなくていい
と私は思う。
作品自体は
これからパパになる人達にとって
育休制度や育児について
色々知ることができて
見ておいて損はない作品だと
思えたけど。
ラストがねーーー
私のこだわりとは
違ってた。
シングルマザーになっても
助けてくれる人
一緒に悩んで考えてくれる人
そんな人が周りにいたら
友人、
知人、
シッターさん(外注)、
同僚、
親、
親戚、
兄弟、
近所の人、
彼、
全然遠慮しないで
巻き込んで
助けてもらうのがいいと思う!
きっと助けた側も
役に立ててうれしい!
って思うはずだから。
そんな巻き込みが
自然にいくつもできて
何人もの人に助けられながら
育てられたら
いくつもの笑顔と
いくつもの価値観に
触れながら育つ素敵さ。
その子もきっと
ものすごく幸せだって思える。
誰かに助けてもらうことを
躊躇しないで
あなたがもっと
幸せでありますように。
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