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男性の離婚話から見えみえてくる以外なリスク

離婚は立場、状況によって、それぞれの生活は一変します。
そして、感情も動きます。必ずしも、お互いが同時に離婚を決意するわけではありません。
今回、男性の子連れ離婚のお話から、リボーンコンシェルジュ飯野がそこから見えてくるリスク、気づきを読み解きます。

私の離婚 H.Aさんの場合

私は23歳で授かり婚をし、28歳のとき離婚をしました。子どもは当時4歳でした。
若くして結婚をしたことで、様々な問題が生じ、結果、離婚という道を選びました。
離婚は大きな問題であり、体力、精神力共に大きく浪費します。

離婚理由や悩んだこと

離婚理由の決定的な理由はすれ違いです。
私は昼から夜中まで、妻は朝から夕方までの仕事に就いており、家庭でほとんど顔を合わせることがありませんでした。私が朝起きると、部屋には誰もおらず、帰ってくると寝顔しか見ることができない。休日も出勤が続いており、たまの休みは日ごろの疲れを取ることだけで精一杯の日々。妻にも子どもにも寂しい想いをさせていました。
妻と、子どもとの時間を作りたい。しかし、仕事を減らすことも変えることもできない。
収入はギリギリで、就職活動をする余裕さえなかったのです。
そんなとき、ある事件が起きるのです。
いつも通り仕事を終え、家に戻るといつもと雰囲気が違いました。
リビングに置手紙が1通。
「実家に帰らせていただきます。」
この言葉だけが綴られていました。
翌日、妻の実家へ向かうと、妻と妻の母と義兄がそろっており、離婚についての話が始まりました。
「5年間ずっと耐えてきた。でも、こんなにも家に夫がいないことに耐えられない」
これが妻が離婚したい理由でした。
そして、「好きと言う気持ちも、愛している気持ちももうない。」
ここまで追い込んでしまった妻に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なんで気づかなかったのか、なぜ気づけなかったのか。
自分を責めつつも、初めて妻にすがりました。
しかし、妻の気持ちは変わらず、離婚という道へ進むことになりました。

離婚して後悔したこと

離婚後は常に、子どもに会いたいという気持ちと妻への申し訳ないという気持ちにさいなまれる日々を送りました。
5年間の結婚生活で、なぜ子どもと妻を優先させることができなかったのか。
妻に寂しい想いをさせることで、子どもにも寂しい想いをさせる結果となってしまったことをとても後悔しました。
3人で過ごした日々がもう二度と戻らないこと。子どものぬくもりを、もう二度と感じられないこと。
そして、妻の笑顔を二度を目にすることができないこと。自分の今までの行動のすべてを否定していました。
そして仕事だけに集中することで、その想いを忘れようと必死になっていました。

離婚して良かったこと

これまで以上に仕事に没頭する中で、様々な結果を出すことができ、30歳で管理職になることができました。
これは離婚によって人にやさしくなれたからだと思っています。
相手の気持ちを一番に考えること。相手のしてほしいことをすること。相手の望みを叶えること。
私は妻と子どもにできなかったことを、仕事で実践していったのです。
職員はもちろん、顧客に対しても徹底することで評価が上がり、社内での異例のスピードで出世していきました。
しかし、それも長続きしませんでした。
バカみたく仕事ばかりをする日々を過ごしたため、精神的に追いつめられていったのです。
そして医師の診断は「うつ病」。
私は休職を余儀なくされ、会社からの理解も得られず、退社の道へと進むことになったのです。
身も心も疲れ切った私は、実家で2か月休養しました。
うつと診断されてから1か月経った頃、未来に向けて頑張ろうという気持ちが少し芽生えたとき、自分自身と向き合う時間を取ることができたのです。
そのきっかけはやはり前妻と子どもの存在でした。
きちんと養育費を払うこと、そして彼女たちが困ることなく生活を送れるようにしていくこと。
これが私のできることだと。

彼女たちへの想いが、私を突き動かしたのです。
私は必死に考えました。
自分のいいところ、悪いところ、自分自身の特性。
これらを踏まえて、次にする仕事を決めました。
現在、私のこれまでの職歴を買って、一緒に会社を立ち上げたい
という方と一緒に会社設立に向けて忙しい日々を送っています。
こんな風に立ち上がれたのも、妻と子どものおかげだとも思っています。
彼女たちに申し訳ないという気持ちは、今も心の中に残っています。
しかし、彼女たちの生活をきちんと保障していくことが今の私にできることです。
いつの日か、もう一度彼女たちと会える日を信じて。
私に立ち上がる勇気をくれた彼女たちに感謝をしながら、今、日々を送っています。

リボーンコンシェルジュ飯野から

女性の立場から見てどう思われましたか?
もしかしたら、突然出て行ったということは、それなりのことをしていたのだから仕方がないと思った人もいるのではないでしょうか。
でも、突然、家を出て行くということは、実は、リスクがあります。
H.Aさんの場合は、養育費をきちんと支払うことで離婚をしていますし、実際、離婚後もお子さんと元奥様の為に養育費を払わなくてはと思っていますよね。
しかし、このような人ばかりではないんですね。
突然、妻が家を出たことで怒ってしまい、生活費を渡さなくなってしまったり、その後、意地悪としか思えないような行動に出てしまう人もいます。
突然、妻が家を出たことで怒りまでも行かなくても、気持ちの整理に時間がかかり、離婚までの時間がかかるケースも少なくありません。
生活費については、婚姻費用分担請求を調停に申し立てすることもできますが、それでも、一度曲がってしまった気持ちを正常に戻すのはかなり大変です。
DVなどの場合は、別ですが、そうでないとしたら、当面の生活や離婚後の生活に不安がある方には、あまりお勧めできないかもしれません。
H .Aさんのように突然離婚を言われた方は、気持ちの整理がなかなかつかないと思います。
きっと離婚を決断されるまで、今までのことへの後悔など、辛かったのではないかと思います。
ずーと家族でいる為には、夫婦がお互いに少しずつ思いやりをもって接することが大切ですよね。
失ってから気がつくなんてことがないようにしたいですね。

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