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産後クライシス 一時的ではなくその後の夫婦関係に影響すること

子供の誕生で試される夫婦の絆

子供の誕生は夫婦にとって最大の喜びともいえるイベントですが、同時に試練のはじまりでもあり、子供が生まれてからが本当の夫婦の絆が試される、といっても過言ではありません。
それまでの夫婦二人だけの生活から、子供中心の生活にシフトする中で、夫婦関係は冷えてしまいがちです。
実際に、0~2歳の幼い子供を抱えて離婚をする夫婦はシングル家庭の4割弱に上っており、第一子誕生後は離婚の危機が訪れやすいといえます。
このように、産後2~3年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込むことによって引き起こされる夫婦関係の悪化は「産後クライシス」と呼ばれており、少子化問題・離婚の増加にもつながる社会問題として数年前から注目されています。

産後クライシスの原因

一般的に女性の夫に対する愛情は、結婚直後に最大値まであがります。しかし、子供の誕生を境にして、夫への愛情を保てる人と、低迷していく人の2パターンに大きく分かれます。いったい何の差が原因なのでしょうか?
産後の女性はホルモンバランスの影響により、産後ブルーや育児ノイローゼと呼ばれる状況に陥りやすくなります。
このような状況においても、夫婦のコミュニケーションが取れていたか、そして夫がそのような妻の精神状態を理解し、育児に積極的に参加できていたかどうかが、産後の妻の夫に対する愛情に大きく影響しているようです。

夫にすべてを期待しないこと

とはいえ、夫に責任の多くを押し付けてしまうのも乱暴です。
育児に協力的でない夫は、昔からいたにも関わらず、「産後クライシス」が取り上げられてこなかったのは、育児は女性が行うもの、という固定観念が強く、女性自身も夫に多くを期待していなかったという心理的な違いもあります。
働いていた妻が出産を機に専業主婦になり、外部とのコミュニケーションがなくなり、産後は毎日家の中で子供と二人きりというライフスタイルの変化が、大きなストレスとなる場合もあります。
そして最近では、イクメンという概念が驚くべきスピードで浸透し、夫の育児参加を当然のことと考えている女性が多いのも事実です。
ですが、女性は子供を産んだ瞬間から母親としてのマインドシフトができますが、男性はなかなかそうはいきません。
夫を父親に育てるくらいの意識を持ち、それが期待できないのであれば、親族や外部の手を借りながら、少しでもストレスを軽減する子育てをしていく術をみつけていかなければなりません。

産後にとどまらないクライシス

「産後クライシス」という表現から、産後の一時的な問題ととらえがちですが、出産後に一度冷めてしまった愛情が原因で、20年以上たっても夫婦関係が戻らないとも言われています。
一過性の危機ととらえずに、未来を考え、夫婦が共に問題意識を持って、向き合っていく必要があるでしょう。
何よりも、夫婦関係の変化を恐れず、常にコミュニケーションをとってお互いを理解することが大切なのではないでしょうか。

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