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価値観の違う夫婦はやっていけるのか?!

最大の離婚原因である「性格の不一致」。
あたかも夫婦の価値観が合わないことが悪であるような印象を受ける表現ですが、そもそも夫婦は価値観が同一でないと成り立たないのでしょうか?
人間、自分にないものを求めてしまうし、そんな人に魅力を感じるものです。

本能的に自分とは違う人に魅力を感じてしまう!?

相性の良さを測る方法は様々ですが、動物的に言えば遺伝子の相性の良さは重要です。
強くてより優秀な子供を残すため、遺伝子の観点から言えば、自分自身の遺伝子とは遠い遺伝子を持つ相手との相性が良いことになります。
人間も、匂いで自分と相性の良い遺伝子を持つ異性を判別する能力を本能的に持っていると言われています。
つまり、人間は本能的には自分と違う人に魅力を感じるものなのです。
離婚した私も、元夫が気になりはじめたきっかけは匂いでした。匂いといっても、香水のようないい香りではなく、汗の臭い。妙な話ですが汗の臭いが好きで心地良く、結果的には頑丈な子供3人に恵まれました。
元夫とは(おそらく)遺伝子が離れていただけでなく、価値観も大きく異なっていました。例えば、私は家計を支えるために収入を増やそうと考えるタイプ、元夫は節約をして貯金を増やそうと考えるタイプ。
全く違う価値観ですが、お互いにないものを補完しあっているからこそ夫婦として成立していたとも言えます。

問題は価値観の違いではなく、違いを受け入れられないこと

本来人間は自分にないものを持っている人に魅力を感じるものと考えると、夫婦の価値観が合わないことは問題ではないと言えます。
問題は、価値観が異なることではなく、価値観の違いを受け入れられないことなのではないでしょうか。
夫婦の付き合いが短い間は、相手への愛情もまだ深く、双方が価値観の違いを前向きにとらえ、相手の価値観を理解しようと努めるものです。
しかし、夫婦の付き合いが長くなり、子供の誕生等、双方の新たな価値観に触れる状況が増えていく中、付き合い当初のような寛容な心でお互いの価値観の違いを受け入れられなくなりがちです。
夫婦が価値観を受け入れることはGive & Takeでなければ成り立ちません。どちらか一方が相手に価値観を押し付けるのではなく、お互いが歩み寄り、時には妥協することも必要です。
妥協というと後ろ向きな表現に聞こえるかもしれませんが、自分の人間的な幅を広げる前向きな活動ととらえるといいのではないでしょうか。

あなたが譲れない価値観は大切に

夫婦として共に歩むには、時として自分自身の価値観を後回しにする場面も出てくるかもしれません。
とはいえ、長い年月をかけて形成されたあなた自身の価値観の中には、あなた自身のコアとなる譲れない価値観もあるはずです。
私であれば、「家族が何よりも大切であり、家族には最大の愛情を注ぐ」という点です。
残念ながら、この点を最後まで理解してもらえなかった元夫とは離婚しましたが、それで良かったと思っています。
私にとっては譲れない、そして何よりも大切にしたい価値観ですので。
まずは自分自身のコアとなる価値観をしっかりと認識し、人の価値観は多様であるという前提で、相手の価値観を受け入れる姿勢を持つことが、夫婦生活を続けていくことにおいては大切なのではないでしょうか。

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