シングルマザー「家族は 本当に癒し」
離婚は、成立したところで終わるわけではなく、そこから新しい生活が始まります。
シングルマザーKSさんの新しい生活から、今、離婚を考えている方へリボーンコンシェルジュ飯野からのアドバイスをお届けします。
新しい生活を幸せに暮らせるように。
私たちはシングルマザーをずっと応援していきます!
シングルマザーのライフワーク KSさんの場合
シングルマザーとなり 1番心配だったのは お金のことでした。
三つの仕事を掛け持ちしていますが、どれもパートの為 ボーナスも保険もありません。
二つの仕事の時給は良い方だと思いますが、もう一つの仕事の時給が低い為 月収で見ると とても厳しい状況です。
正社員として 一つの場所で1日働きたいと思い 求人雑誌やネットの求人募集を頻繁に確認してみたり 最寄りの役所で 求人を探してみたりもしました。
資格が何もないのと 年齢的にも 社員としての求人は少なく なかなか1日同じ場所で働くことができません。
私は子連れ離婚なので 子供の養育費もかかります。
元夫にはもらえていないので 私の収入から 全ての支払いをしなくてはなりません。
家賃・電気・電話・水道・ガスetc…
私の収入だけでは 本当に厳しく 離婚は早かったのではないかと 後悔がよぎることもあります。
仕事は本当に大事です。
婚姻時に 離婚の準備として 何か資格を取れば良かったと 後悔しております。
手に職があるということは 就職活動をするにあたって 本当に大きなメリットだと思います。
これから介護事務若しくは 初任者研修の資格を取れたらいいなと思っていて 資料は集めています。
シングルマザーですと 資格を取る為に 役所で支援してくださるとこもあるので 聞いてみようと思います。
お金と仕事は シングルマザーにとって 切り離せない問題です。
また家族(母と子供)との時間も 少なくなります。
我が家は 母が同居しているので 子供が1人で留守番をする時間は少ない方なのですが、それでも寂しい時もあるんじゃないかと思います。
私にとって家族は 本当に癒しの存在です。
疲れて帰ってきても 「おかえり~」って声を聞くと フッと疲れが飛んでいきます。
離婚をして お金の面で不便をかけていますが それでも不満を言う事もなく 節約してくれています。
離婚は 私にとって 精神的には楽になりましたが お金の面では本当に厳しいです。
シングルでのスタートは かなり厳しくなるだろうと 覚悟はしていたものの 実際に色んな支払いをしていくと 準備していた貯金も無くなってきますし 毎日どうしようと考えてしまいます。
でも 元夫にかなり神経を遣っていたので それが無くなったのは大きいです。
夫源病という言葉があるように 元夫の暴言等が原因で 私は不安障害になりました。
電車にも乗れなくなり 遠出もできなくなりました。
シングルになったことで 不安障害も少しでも改善すればいいなと思っています。
結婚していた時は 自分らしくなく 無理をしていたのだと思います。
私が出掛けたりすると 元夫はすぐに不機嫌になっていました。
職場の忘年会に出ることさえ 厳しかったです。
これからの生活は、もっと自分を大切にできるように…
もっと 自分を出せるようにしていけたらと思っています。
今は仕事三昧で 忙しいですが、子供がもう少し大きくなったら、自分の時間も作り 何か趣味を始められたらなと思います。
リボーンコンシェルジュ飯野から
KSさんは、仕事を3つも掛け持ちされていて、本当頑張っていますよね。
疲れて帰ってきて、家族の顔をみると癒される気持ち、私もカウンセラーを始めたばかりころは、フルタイムの仕事、カウンセリングの仕事、両方していたので、良く分かります。
でも、この生活を長く続けると疲れが蓄積されてしまうのでKSさんの体が心配です。
早く資格を取って1つにできると良いですね。
それで、KSさんも言っていますが、離婚をする前に、就職、もしくは、スキルアップをしておくのは、とても大切です。
離婚をした後考えようでは、遅いんですね。
高いスキルを持っていても、正直シングルマザーの就職は簡単ではありません。
まだお金に余裕がある、婚姻中に、準備をしておくことをお勧めします。
あともう1つ、KSさんは養育費をもらっていないようです。
もしかすると、「離婚をしてもらえるなら養育費はいらない」と思われたのかもしれません。
話し合いが難航すると、このように考えてしまう方が、良くいらっしゃるんですね。
なのですが、養育費は、できれば最後まで諦めないで欲しいと私は願います。
月に、数万でも、もらえれば、KSさんの場合だとしたら1つ仕事を辞めることができるかもしれませんよね。
養育費は、離婚後の生活の助けになります。
是非、このことを忘れないでいてくださいね。