夫婦円満の秘訣!お互いのストレス解消法を知ること
日々の生活の中で夫婦ともにストレスは感じるものです。より穏やかで幸せな家庭を続けるためにも、夫婦ともにストレスを溜めないことはとても大切なことになります。
夫婦円満、家庭円満をのために、ストレス解消法の男女の違いを知っておきましょう。
自分勝手な夫にストレス!でも、ちょっと待って!
週末になると寝てばかりいる夫、
四六時中スマホを片手にゲームをしている夫、
せっかくの週末にもかかわらず家族サービスもなしに自身の趣味に没頭する夫、
かなりの高確率で各家庭にこのような夫が生息しています。
妻からすると、非常に腹立たしく、ストレスの原因にもなるこれらの夫ですが、イライラする前に男性の性質として理解しておきたいポイントがあります。
それは、理不尽で自分勝手に見える彼らの行動ですが、彼らにとっては大切なストレス解消の術でもあるという点です。
「ストレスが溜まっているなら、私に話してくれればいいのに…」
女性はそのように考えがちですが、話しをすることで男性のストレスは解消されません。
そうです、ストレスの解消法は男女に違いがあるということです。
男性は欲求を満たしてストレス解消
今や、ストレスを抱えている人は7割以上にのぼると言われています。
男女の割合から見ると、男性の方が圧倒的にストレスを抱えており、原因としては仕事関連のストレスが多いようです。
ストレスが積もっていくと、うつ病などの精神病を患う危険性もあり、ストレス解消は非常に重要になってきます。
男女のストレス解消法に違いがあるのは、ひとつは脳の違いのためと考えられています。
まず男性は、欲求を満たす事でストレスを解消する人が多いです。
冒頭の夫のように、好きなだけ睡眠をとったり、ゲームや趣味に没頭したりすることで欲求を満たすのです。
これは、男性の脳は慢性的なドーパミン不足のため、欲求を満たすことで分泌されるドーパミンによって快を感じようとすることに起因しています。
女性はしゃべって、リラックスしてストレス解消
一方の女性は、しゃべることでストレスを解消する人が多いです。
これは女性の場合、左脳と右脳を結ぶ役割を果たす部分が男性よりも太く、右脳で感じたことをすぐに左脳で言葉に変えることでストレスを解消するためと言われています。
また、美味しいものを食べたり、エステや入浴でリラックスすることをストレス解消法にしている人も多いです。
これは、女性の場合、男性に比べると脳のストレス解消物質として注目されるセロトニンが不足しがちなので、美味しいものやリラックスする事でセロトニンの分泌を促してストレス解消に繋げているのです。
家庭はストレス解消の拠点
そこで、ストレス解消の拠点とも言える家庭において、夫婦がお互いのストレス解消方法について理解を示すことはとても大切なことです。
夫婦ふたりで正しい理解がないと、家庭がストレス解消の拠点ではなく、ストレスの発生拠点になりかねません。
夫婦の心身の健康なくして、夫婦円満は成り立ちません。
幸せな夫婦生活のためにも、夫婦間でコミュニケーションをとりながらストレスと上手に付き合いましょう。