見えない鎖~共依存に陥りやすい夫婦の輪郭
こんにちは!
リボーンコンシェルジュ 内海有紀子です。
別れたいけど別れられない。。。
浮気、暴力、モラハラ、借金、アルコール依存症など
問題があるパートナーと離れられないのは
どうしてなのか?
互いを支え合うという名のもと、
見えない鎖で繋がれてしまう関係性があります。
それが「共依存」です。
共依存とは、
一方のパートナーが他方の依存的な行動を助長することで、
自身の心理的な安定を得ようとする関係性です。
まるでシーソーのように、
一方が強く依存すればするほど、
もう一方はその重みを受け止めようとする。
しかし、このシーソーは
決してバランスを取ることはありません。
では、一体どのような夫婦が
この見えない鎖に囚われやすいのでしょうか?
今日は共依存になりやすい夫婦の特徴を深ぼりしたいと思います。

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■自己肯定感の低さ
「私がいなければこの人はダメだ」
「私が支えなければ」
このような思いが根底にある場合、
共依存に陥りやすいです。
自己肯定感の低い人は、
相手に必要とされることで
自分の存在意義を見出そうとするため、
相手の依存的な言動を
無意識に歓迎してしまうことがあります。
■境界線の甘さ
「私たちは一心同体だ」
という強い思い込みは、
時に危険なサインとなります。
お互いの領域を尊重できず、
相手の感情や問題を
自分のものとして捉えすぎてしまう夫婦は、
共依存的な関係に陥りやすいです。
相手の機嫌に過剰に左右されたり、
相手の失敗を自分の責任のように
感じたりする場合がそうです。
■過去の経験
幼少期の家庭環境や過去の人間関係で、
見捨てられる不安や孤独感を強く感じた経験を持つ人は、
パートナーとの関係で過度な依存や執着を示すことがあります。
相手を失うことへの恐れから、
相手の要求を拒否できず、
尽くしすぎてしまうパターンです。
■コントロール欲求
一方で、
「相手をコントロールしたい」
という欲求が強い人も、
共依存的な関係を築きやすいです。
相手を自分の思い通りにすることで
安心感を得ようとするため、
相手の自立を無意識に妨げています。
過度な束縛や干渉は、
相手の主体性を奪い、
依存的な態度を助長します。
■罪悪感と責任感の強さ
相手の苦しみや問題を
自分の責任のように感じてしまい、
過剰なまでに世話を焼こうとする人も
共依存に陥りやすいです。
「私がもっと頑張れば」
「私が我慢すれば」という思考は、
健全な解決を遠ざけ、
依存する側を楽にしてしまいます。

共依存に陥っていた頃の私は、
「夫のリクエストに応える自分」
「問題を解決する自分」
であることにこだわっていました。
「役立っている」と感じることが
唯一の存在価値だったのです。
今思うと、その根底には
「解決すれば大事にしてくれるはず」
という「期待」が隠れていたと思います。
夫は、問題を作っては、
「俺を大切に思うなら言う事をきくべき」
「俺は周りに何でもやってもらって当然の存在」
このような根拠のない万能感があったのだと思います。
共依存の関係は、
このように「問題」で繋がっているのです。
■まとめ
もちろん、夫婦の形はそれぞれであり、
互いに支え合うことはすばらしいことです。
しかし、その支え合いが一方的な負担となり、
お互いの成長を阻害するならば、
それは見直す必要があります。
見えない鎖に気づくためには、
まず自分自身の心の声に耳を傾けることが大切です。
息苦しさや違和感を覚えたら、
立ち止まって
二人の関係性を見つめ直す勇気が必要です。
このコラムを読んで
「これ、私かも…」
そう思われただけでも前進してます。
次回は、共依存からの脱却方法について
お伝えできればと思います!
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