夫に離婚をして欲しいと言われた時の伝え方
突然、「離婚をして欲しい」と言われてしまったら、頭が真っ白になってしまうと思います。
そうすると、どうして良いのか分からずなかなか返事ができないのではないでしょうか。
でも、あなたは返事はできないとしても、頭の中で、離婚をしないといけないのかな?
とか、離婚をしたら経済的にやっていけるのかな?
など、いろいろ考えていると思います。
でも、お相手には、頭の中でいろいろ考えているだけでは、あなたの苦しい気持ちは伝わらないんですね。
特に男性は、女性と違い察することが苦手なので、言葉にしないと伝わりません。
そうすると、男性は、いつまで経っても前に進まないと思ってしまい、調停を申し立てするなんてことになってしまいます。
調停になると、第三者が入ってくるので、交渉が実は、2人で話し合うより難しくなってしまいます。
そうならない為に、あなたが今頭の中で考えていることを素直に伝えることが大切になります。
気持ちを伝える時に気を付けること
その時に気をつけていただきたいのが、伝え方です。
男性と女性では、脳に違いがあります。
男性は、論理的、女性は感情的に考えると言われています。
これは、話をする時にも違いがあります。
例えば、男性は、離婚をして欲しいと伝えたいと思ったら
「離婚をして欲しい」を伝えるゴールに向けて、離婚をしたい理由や自分の思いなどを話していきます。
論点が「離婚をして欲しい」というお題からずれることはあまりありません。
それに対して、女性は、「離婚をして欲しい」と伝えたいとしても、感情にフォーカスが行くので、だんだん昔起こったことなど、その時に思い浮かんだ部分に、どんどん話題が飛んで行く傾向があります。
これは、男性と女性の脳の違いからくることなので、どちらが悪いということではありません。
でも、お相手に自分の気持ちを伝えたい、理解して欲しいと思っている時には、男性が理解しやすいように話をしないと伝わりません。
男性に伝わりやすい話し方
例えば、「離婚を決断できない、もう少し待って欲しい」とあなたが伝えたいとしたら。
1、お題を伝える
離婚についての話があるのだけれど、時間をください」と要件を伝えます
2、結論を伝える
離婚について少し時間が欲しいのね」
3、理由を伝える
「突然離婚をして欲しいと言われてしまい、同様している。毎日考えているんだけれど、離婚後の経済的なことを考えるとどうしても決断ができない。なので、少し時間をください。」
といったように、要件を伝え、論理的に組み立てて話をしないとあなたの本当に気持ちは伝わないのです。
理由を先に言って結論を後にしても問題ありません。
重要なのは、論点が本題からずれないということです。
これは、離婚の話し合いだけではなく、どんな場面でも同じなので、是非、頭に置いておいてお相手と話をしてくださいね。
今まで何で分かってくれないの!と思っていたのが変わるかもしれませんよ。