母になる女性と夫のままな男性
こんにちは。リボーンコンシェルジュの佐倉伊織です。
結婚して、夫婦2人の間に子供ができる。
なにより嬉しいことですよね。
男性から批判を受けそうな気もしますが
女性目線で、親になった男性と女性の温度差を、自分の反省点も踏まえ書いてみました。
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家族が増えるということ
夫婦2人きりの生活から、赤ちゃんのいるにぎやかな家庭へと急に変化が起こります。
女性は10か月も赤ちゃんと一心同体で過ごし、身体も母、心も母になっていきます。
反して男性は妻の大きくなっていくお腹を見ていることしかできません。
赤ちゃんを腕に抱いてみてやっと父親としての実感が湧くというかんじでしょうか。
私には2人の娘がいます。
長女はちょっと放っておくと勝手に寝てしまうという、
本当に手のかからない子でした。
翌年生まれた次女は真逆で、
抱っこして眠りについてもベッドに移すと泣く、
チャイルドシートも苦手で泣く、おしゃぶりも嫌い、
抱っこ以外は拒絶という親泣かせな子でした。
当時、家族4人1部屋で寝ていましたが、
次女が深夜にお腹を空かせて泣きました。
私は授乳のため起きますが、
元夫は開口一番「うるせえ!!」と怒鳴ったんです。
私はだまって長女と次女を抱きかかえ、
その瞬間から別室で女3人で寝ることにしました。
言葉にできない腹立たしさがありました。
温度差の正体
生活の中心が子供なので、女性は自分のことは後回しになっていきます。
私も高いヒールの靴をやめ、パンツスタイルを好んで着用し、髪も短く切っていました。
男性は家族のためにと会社へ行き働いているというご家庭が多いと思います。
母親として育児に専念できている時間は、
子供の成長を間近で見ていられるのでそれはそれで幸福感がありました。
反面、自分の行動範囲が家の近所だけになっていて、
社会からの疎外感を感じることもありました。
そして、横を見れば育児してる風を吹かせる夫。
育児とはいっても、用意されたミルクを飲ませるだけ。
お風呂にいれるだけ。
準備、着替えは母親の私の役目です。
なんで男性が育児に協力的だと「イクメン」と言われ
女性が必死に育児をしても「イク○○」とは言ってもらえないんでしょうね。
父として夫として仕事をしてくるのが男の務め。
我が家にはそんな空気がありました。
正直、私も頼りにしていたし、感謝もしていました。
そしてたぶん、元夫なりには精いっぱいのことをしてくれていたのだろうと思います。
『子育てに参加したい』その言葉は口にしてはいたので。
私の反省すべき点は、育児は母親がしなければならないという固定観念があったこと。
きっと、私がしてしまうから、『やらなくてもいい』
『自分がやりたいことだけでいい』みたいなスタンスになったのだと思います。
もっとあのとき、柔軟についてこられない元夫に
私が「○○してくれると助かるな」と頼っていたら、
何か違っていたのかもと思います。
親になるということ
あるマンガの主人公が
「子供を産んだら女性は変わるのは当たり前。
ちょっとでも目を離すと死んでしまう生き物を育てているんです。
問題は男性が一緒に変わっていないことです。」
と話した一節があります。
まさに、コレだと思います。
女性も母親に変わりますが、
男性も父親に変わらなければ温度差がなくなることはないのかもしれません。
これには、男性の意識だけではなく、
母親になるということを体内の赤ちゃんから教えてもらえている女性側が
男性にうまく伝えてあげるということも必要だと思います。
夫婦とは何事も共同作業です。
そんな小さな意識で円満は継続していけると思います。
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