離婚じゃない 卒婚という選択の巻 第4話







【4話の解説】
夫と大げんかをして圭子さんが妹の家に家出して1ヶ月くらいが過ぎました。
夫は圭子さんを迎えに来るどころか、電話一本かけてきませんでした。
さすがに長女が見かねて、圭子さんを迎えにきたのです。
「お母さん、そろそろ戻ってきなよ。」
長女の顔を立てて家には戻りましたが、それからは夫とは全く口をきかなく
なりました。
「夫の顔なんかもう見たくない!」
1階に夫、2階に圭子さんが生活し、一緒に食事をすることもなく完全に
家庭内別居状態になったのです。
夫と顔を合わせるのは長女が孫を連れて遊びにきた時だけ。一階のリビングで
一緒に食事をする時だけでした。
そんな生活を2年ほど続けました。
「私はどうして夫と一緒に暮らしているのだろう?」
「こんな生活、もうやってられない!夫婦と言っても形だけ。離婚するわ!!」
圭子さんはそう一大決意をして、なおちゃんのところに相談にきたのです。
なおちゃんは圭子さんの話を聞いてこう伝えます。
「圭子さんの気持ちはよくわかりました。一緒に前に進みましょう!」
圭子さんは夫と離婚することができるのでしょうか?
つづく