離婚じゃない 卒婚という選択の巻 第12話







【12話の解説】
圭子さんはなおちゃんから、卒婚について詳しい説明を聞いて、自分と夫には
離婚ではなく卒婚というかたちを選んだ方がお互いに良いのではないかと思う
ようになりました。
圭子さんは卒婚をとても魅力的に感じましたが、そもそも夫が卒婚を理解し
同意してくれるのか、同意したとしてもどんな条件を出してくるかは全く想像が
できませんでした。
なおちゃん:「ご主人に卒婚を提案してみましょう。そしてご主人の意見を
聞いた上で、圭子さんの希望の条件を受け入れてもらえるように交渉する
方法を一緒に考えますから、安心してください。一緒にがんばりましょう!!」
なおちゃんにそう励まされ、圭子さんは再び夫と話し合いをしようと決心します。
圭子さん:「離婚ではなく、卒婚というかたちでお願いします!」
ご主人:「卒婚??またお前は訳の分からないことを言って!」
夫は圭子さんから『卒婚』という言葉を聞いた時、怪訝そうな様子でした。
そして、いつものように圭子さんを小馬鹿にし、最初はろくに話も聞いて
くれませんでした。
しかし圭子さんはあきらめません。
何回も話し合いの時間を作ってくれるよう夫にお願いして、卒婚の
メリット・デメリットはもちろん、離婚した場合のメリット・デメリットに
ついても理解してもらえるように根気よく説明をしました。
そして卒婚であればお互いのメリットを考えて、条件を自由に決められるので
圭子さんと夫両方にとってベストな選択肢だと思っていることを伝え続けました。
つづく