離婚も幸せの第一歩の巻 第9話
【今回のご相談者様】
井上 徹さん 55歳
サラリーマン 子どもなし 結婚18年目
【第9話の解説】
井上さんは、なおちゃんからのアドバイスで奥様に手紙を書いて送りました。
1通目のお手紙の内容は『元気ですか?』から始まり、自分の近況報告を綴りました。しかし、奥様からの反応はありません。
めげずに、2通目は昔の思い出話を綴り、『今度、一緒に食事でも行きませんか?』と書きました。しかし、2通目も奥様から全く音沙汰ありません。
井上さんは、「こんなことをして意味があるのかな・・・?」と思いました。
しかし、なおちゃんから「ここ数年、会うことも連絡すら取っていないのだから
2回くらいで諦めてはいけません。諦めなければ必ず、返事がきます。」
とアドバイスをもらい、気を取り直します。
何とかして、奥様の気持ちを緩めて、心の扉を開いてもらわないと
前には進めません。
期間を開けず、3通目も奥様に「返信しよう」と思ってもらえるような
手紙を書いて送りました。
すると奥様から『手紙をくれて、ありがとう』と、お礼のメールが届いたのです。
「やったー!」
井上さんは飛び上がらんばかりに喜びました。
そして、4通目にはメールのお礼と『一度、会いませんか?』と書いて
送りました。
その結果、ついに奥様と久しぶりに会うことになったのです
。
1度目はお茶に、2度目は食事に誘いました。
その後も間をあけずに、会う回数を増やします。
奥様と会う時はとても緊張しましたが、なおちゃんからのアドバイスを
思い出し、ひたすら、固まっている奥様の心を緩めることを意識をして
話をし続けました。
つづく