モラハラ撃退術の巻 第12話
【12話の解説】
洋子さんは週1回、夫との話し合いをするようにしていました。
洋子さんはなおちゃんへの相談も定期的に受け
・モラハラとはどういうものか
・モラハラ関係にあると共依存になること
・共依存がもたらす影響
・お子さんへの影響
なども教えてもらいます。
・モラハラを受けていて辛くて苦しいけど離れられない
・別れようと思うけど行動できない
・離婚すると決めたけど、やっぱり戻ろうかな
それは共依存だからかもしれません。
モラハラの関係にあると共依存になると言われています。
モラハラをする人は従順なパートナーがいなければ自尊心は保てないですし、
モラハラをされる側は言うことをきいておかないと
こんな私はひとりで生きてはいけないかもしれない
と思ってしまいます。
共依存は必要とされることを必要としているからです。
モラハラにより、コントロールされてきたこともありますが
もともと自己肯定感が低かったり
自分を後回しにしてでも相手に尽くす人は
共依存になりやすいかもしれません。
モラハラの関係から離れることによって
他者の評価を気にせず、相手の顔色を伺わず、
自分自身で自分の幸せを見つけ出し、真の自分で生きていくことが
必ずできます。
洋子さんはなおちゃんとの相談を重ね
「夫の考えは変わらない
私は夫のようには思わない
やっぱり離婚したい！」
と、強く思うようになります。
そして、夫にマウントをとられようが
「私の離婚したい意志は変わりません」
と堂々と言えるようになったのです。
つづく