モラハラ撃退術の巻 第11話





【11話の解説】
洋子さんは何度も夫と話し合いを重ねました。
その度に離婚の意志を伝え続けました。
話し合いのなかで
「この状況を子どもに見せているのもよくない」
と洋子さんが夫に言うと
「離婚は子どもがかわいそう」
「おまえが辛いのは、おまえの問題
子どものためにガマンするのがおまえの仕事だ」
と、夫は洋子さんを責める、否定することには
変わりがありません。
モラハラな人は
パートナーは今まで自分の言うことを聞いてきた
責めれば、否定すれば、言うことを聞く
と思っているので
なかなか本気で離婚を考えてくれません。
なので、話し合いは長期化しやすいです
モラハラになる原因として
・親のモラハラを見て育った
・親からモラハラを受けていた
・親が過干渉
・親が過保護
・大切な人に裏切られた
・コミュニケーションが苦手
・仕事などの過度なストレス
などがあります。
洋子さんは
「夫と話し合いしたくない!」
「夫の言葉を聞きたくない!」
と思ったこともあったはずです。
それでも話し合いを継続的にできたのは
洋子さんのこのままではイヤだ、離婚したい
という思いが本当に強かったからだと思います。
つづく