笑顔を守るためにの巻 第13話







【13話の解説】
離婚の話し合いが難航する中
なおちゃんから別居の提案がありました。
それは、すべてワタル君の幸せを第一に考えた選択です。
これまで元気を失っていたワタル君も
とも子さんの笑顔が戻るとともに
少しずつ元気を取り戻し始めていました。
とも子さんの前では、明るく元気に話すようになっていたのです。
ただ、父親に対しては、過去の発言が原因で距離を置いている様子です。
そのため家の中が完全に居心地の良い環境とは言えません。
ワタル君がより安心してすごせる環境を作るため、
とも子さんは離婚の話し合いからシフトして
別居の提案をすることを決意します。
なおちゃんからのアドバイス
『言葉を選びながらお相手に寄り添うように話し合いをしましょう。』を守りながら慎重に言葉を選びながら進めていきます。
とも子さん
「あなたが子どものことを考えているのはわかる。
けれど、落ち着いて受験をさせてあげるためにも別居してください。」
と夫に提案をします。
夫『俺がいたら落ち着けないのか!?』
とも子さん「あなたがワタルのことを考えて言葉をかけてくれているのは分かる。ただ、ワタルが怖がってしまっているの」
このような話し合いを
とも子さんは続けていきます。
〜〜離婚・別居準備〜〜
とも子さんは、離婚の準備を事前に行っていました。
事前の準備をしっかり行うことで、スムーズに次の生活に移行することが可能です。
以下はその準備内容です。
・財産の確保
・経済的自立
・共有財産の把握
・子どもの生活環境
・住宅の準備
つづく