離婚したかったのにもっと好きになったの巻 第13話







【第13話の解説】
ユウジさんは自分の気持ちに向き合いました。
別居してからの奥さんは、以前と少し雰囲気が違ってきました。
自分に自信を持っているようにも見えるし、
どこか穏やかさも感じました。
一緒にくらしていたときは、どこか暗い表情をしていたのに…
それを見たユウジさんは
・もしかしたらミカちゃんを暗くしていたのは僕だったのか?
・ミカちゃんの自立の邪魔をしていたのかな?
・ミカちゃんにとっても別居は良いリフレッシュだったかも
と感じるようになり
奥さんとの離婚の話し合いが
ストレスに感じるようになります。
「このまま離婚していいのか?」
そんなユウジさんの迷いが
涙になって現れたこともありました。
ユウジさんは何度も何度も自分に向き合い
・本当は仲良くしたかっただけ?
・離婚したいと言えば振り向いてくれると思ってたのかも
・本当はミカちゃんと旅行したり、買い物に出かけたり、
一緒においしいもの食べて、2人で笑顔になりたかっただけだよね?
なんで?どうして?と自分に問いかけました。
「離婚するって言っちゃったし…今さら…」
という葛藤もありました。
でも
「プライドなんてどうでもいい、自分の気持ちを大事にしたい
考えが変わったけど、これが自分の素直な気持ち!
ミカちゃんと楽しく笑って過ごしたい!
それが自分が幸せになる道!」
そう思ったのです。
離婚をするために協力してくれていたなおちゃんに
「離婚はやめるというのも言いづらいな…
怒られるかな」
とも思いました。
でも、ユウジさんは素直に
「離婚、したくなくないかも…です」
躊躇いながらも
「妻とやり直します」
と伝えると
「リボーンコンシェルジュは離婚させ屋ではありません
お客様が幸せになるお手伝いをする存在です
ユウジさんが考え抜いた結論なら、全力でサポートします」
となおちゃんが言ってくれたことで
ユウジさんはとても安心しました。
つづく