離婚したかったのにもっと好きになったの巻 第12話






【第12話の解説】
別居を開始すると、
友人やカウンセラーに夫婦のことを相談をするなど
自分自身に向き合う努力をし始めた奥さん。
ユウジさんにはそんな奥さんが
アクティブになったなと感じるまでになりました。
ユウジさんが仕事のときには食事を作り置きしてくれたり
「いつもありがとう」と手紙が添えてあることもありました。
別居中にも定期的に会って
根気強く離婚の話し合いは続けていました。
ユウジさん「離婚しよう」
奥さん「離婚したくない」
話し合いが平行線であることに変化はありませんでしたが
会話の合間に奥さんは笑顔が増え、明るくなっていきました。
その奥さんの明るくなった様子を見て
ユウジさんは「離婚しよう」の言葉を
奥さんに言いづらくなっている自分に気づきます。
つづく