円満離婚について

【円満離婚とは】

「円満離婚」とは揉めない離婚です。
離婚をしようと思ったら、どう離婚を切り出すでしょうか。

多くの人が、「あなたの、こういうところが嫌だから離婚をして欲しい」と
相手への不満を伝え離婚を切り出します。
でも、あなたに不満があれば、お相手にも必ず不満があります。
もはやお互いの悪いところを言い合う場になってしまいます。
そうなると離婚の話は、進まなくなってしまいます。

離婚を切り出された側は
「なんで自分は離婚を望んでいないのに、言うことをきかないといけないのか、
絶対に離婚に同意をしない！」と、意地になってしまうのです。
こうなると離婚の話し合いは、長期戦になってしまいます。

離婚で一番難しいのは、離婚の同意を得ることです。

長期戦にならないならない為に、お相手の意地の手が上がらないよう
離婚の話し合いをすすめて行く必要があります。
それが円満離婚です。

【なぜ円満離婚なのか】

もめることでこのようなことが起こっています。

・離婚条件を決めずに離婚してしまう（養育費・面会交流など）
・お相手を憎むようになる
・離婚の話し合いが長期になる
・精神的に追い詰められてしまう
・養育費を払わなくなる
・面会交流が実施されなくなる

養育費、面会交流の実施率が低い状況により、親が離婚をした子どもが
被害者になっている現実があります。
そのことで一人親世帯の子どもの非行率、不登校率が高いと言われています。

「円満離婚のメリット」

①円満離婚は離婚事由のない離婚を可能にする

「性格の不一致」での離婚は、法律での解決は難しいと言われています。
円満離婚は、離婚の話し合いの方法、言い換えると、
「コミュニケーションのノウハウ」を使って、同意を得る方法です。
夫婦の話し合いによって離婚をすすめるため、法律での解決が難しい
「性格の不一致」の離婚も可能にします。

②早期解決が可能

離婚で一番難しいのは離婚の同意を得ることです。
長期戦になると精神的に追い詰められてしまいます。
そうなると離婚条件を決めるまでエネルギーが残っておらず、
条件を妥協することにもなってしまいます。

円満離婚をされた方は、話し合いをスタートしてから
３ヶ月〜６ヶ月という短期間に離婚をされる方が
一番多い期間となっています。

③養育費、面会交流（ひとり親家庭の現状調査）

離婚をした方全体の、養育費、面会交流の取決め率は
養育費が42.9%、面会交流が24.1%と
ものすごく低い数字となっています。
養育費、面会交流はお子さまの権利です。
しっかり話し合って、決めることが大切です。

アレグラーレで円満離婚をされた方は、99％の方が同意を得て
離婚をしています。
（お客様の事情で養育費を望まなかった方がお一人いた為、99％となっています。）

「円満離婚をしないと、どうなるか」

ここまででお伝えしたように一般的な離婚は
時間がかかります。
離婚の話し合いが長くなるとなると
「このまま永遠に離婚ができなくなってしまうのではないか？」
と考えるようになり、精神的に追い詰められてしまいます。

そうすると、離婚の話し合いを始めたころより、
更にお相手のことが嫌いになってしまうことは珍しくありません。
離婚の話し合いでできてしまったネガティブな感情が残ってしまい、
離婚後、
「子どもを会わせたくない」「養育費を払いたくない」
となってしまうのです。
その結果、子どもに会えない親、養育費をもらえず経済的に苦しい親が
現実に多くいます。
それによって子どもが離婚の被害者になってしまっている現実があります。

ひとり親世帯の子どもの、不登校率、補導、検挙率が
両親世帯より高いと言われています。

円満離婚は、お子さまのために、
「養育費を払ってあげたい」
「子どもを会わせてあげたい」とお相手に思ってもらえるように
話し合いをすすめて行きます。

憎しみ合って、言い争って離婚することは
あなたも、お相手も疲弊し、お子さまたちに心の傷を残します。

お互いが十分に話し合い、揉めずに円満に離婚することで
離婚後も夫婦の関係を良好に保つことが可能です。

たとえ、離婚を選択しなかったとしても、
夫婦仲が悪い環境で育つことで、お子さまに影響がでるのでは
と心配されている方もいるのではないでしょうか。
たとえ、あなたが我慢をして
離婚をとどまったとしても、夫婦仲が悪い家庭は
お子さまにとって決して安心出来る場所とはいえません。

私は、離婚はあなたが今より幸せになる通過点だと思っています。

なので、お相手も、お子さまも、なによりあなたご自身が
「離婚しても幸せになって欲しい」というのが私の願いです。

離婚後の幸せを考えるなら円満離婚がベストな離婚の方法です。